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2017年式レクサスLS500h version Lを中古で購入。
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LS500とLS500hの違い|中古で選ぶならガソリンかハイブリッドか

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駐車場に停めた黒いレクサスLS500h version Lの右側面とロングボディ

こんにちは、レクサスLS リアルオーナーガイドのひろしです。

中古の50系LSを探していると、かなり迷うのがLS500とLS500hのどちらを選ぶかですよね。

見た目はかなり似ていますが、中身は別物です。LS500は3.5L V6ツインターボ、LS500hは3.5L V6エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド。大きく分けると、LS500は力強い加速、LS500hは燃費と低速域の滑らかさに特徴があります。

ただ、中古車として選ぶなら、燃費や最高出力だけで決めるのは少しもったいないです。街中での静かさ、アクセルを踏んだときの感覚、欲しいグレードの在庫、車両状態、整備履歴、保証内容まで含めて比べた方が、購入後に納得しやすいと思います。

私は燃費を少しでも抑えたいと考えて、2017年式のLS500h version Lを中古で選びました。とはいえ、実際に乗ってみると平均燃費は10.6km/Lほど。以前乗っていた210系クラウンアスリートハイブリッドでは16km/L以上走っていたので、「LSのハイブリッドだから燃費もかなり良いだろう」と期待すると少し違います。

滑らかさや街中での静かさを重視するならLS500h、迫力のある加速感やガソリン車らしい走りを重視するならLS500。中古で比較するなら、まずはこの違いから考えると選びやすいと思います。

この記事で分かること

  • LS500とLS500hの基本的な違い
  • 燃費や走り、静粛性の比較
  • 中古で選ぶときの価格や在庫の見方
  • 故障や維持費を考えるときのポイント
  • LS500とLS500hのどちらが向いているか

LS500・LS500hの違いだけでなく、グレード、前期・後期、中古車の選び方、維持費、故障、売却までまとめて確認したい方は、レクサスLS完全ガイドも参考にしてください。

LS500とLS500hの違い

まずは、LS500とLS500hの違いを大きくつかんでおきましょう。

ボディサイズやLSとしての基本的な車格はほぼ共通していますが、パワートレーンが違うため、走り方や燃費、荷室容量などに差があります。

比較項目 LS500h LS500
特徴 静かで滑らか 力強い加速
パワートレーン 3.5L V6+モーター 3.5L V6ツインターボ
燃費 有利 500hより不利
街乗り モーター走行を活かしやすい 加速レスポンスを楽しみやすい
荷室 400〜430L 440〜480L
向いている人 静粛性・滑らかさ・燃費重視 加速感・運転する楽しさ重視

中古で迷っているなら、最初から「どちらが上か」で考えるより、自分が毎日の運転でどちらのメリットを感じやすいかで判断するのがおすすめです。

パワートレーンの違い

LS500は、3.444LのV型6気筒ツインターボエンジンを搭載しています。エンジン最高出力は422PS、最大トルクは600Nmで、Direct Shift-10ATを組み合わせるガソリンモデルです。

一方のLS500hは、3.456LのV型6気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドです。エンジン単体の最高出力は299PS、モーターの最高出力は180PSで、マルチステージハイブリッドトランスミッションを採用しています。

項目 LS500h LS500
エンジン 3.5L V6 3.5L V6ツインターボ
エンジン単体最高出力 299PS 422PS
エンジン最大トルク 356Nm 600Nm
モーター 180PS・300Nm なし
変速機 マルチステージハイブリッド 10速AT
駆動方式 2WD・AWD 2WD・AWD
燃料 ハイオク ハイオク

最高出力の数字だけで単純比較しない方がいい

LS500hはエンジンとモーターを組み合わせて走行するため、エンジン単体の299PSとLS500の422PSだけを見て、そのまま車両全体の性能差と考えることはできません。

スペック表だけでなく、実際の発進や中間加速、アクセルを踏んだときの感覚まで比べるのがおすすめです。

LS500は、アクセルを踏み込んだときの力強さが分かりやすいモデルです。

対してLS500hは、発進時や低速域でモーターを使えるため、速さそのものより滑らかに速度が乗っていく感覚が持ち味だと感じます。

ボンネットを開けたレクサスLS500hのハイブリッドエンジンルーム

ボンネットを開けた私のLS500h。3.5L V6エンジンとハイブリッドシステムを組み合わせている

燃費と燃料代の違い

燃費はLS500hが有利です。比較の目安として、2WDのWLTCモード燃費ではLS500hが13.6km/L、LS500が10.1km/L。AWDではLS500hが12.5km/L、LS500が9.5km/Lとなっています。

特に差が出やすいのが市街地です。2WDではLS500hが10.4km/L、LS500が6.5km/Lなので、信号や渋滞が多い環境ではハイブリッドのメリットが出やすくなります。

ただし、カタログ燃費どおりに走れるとは限りません。気温、エアコン、タイヤ、渋滞、短距離走行、高速道路の割合などによって実燃費は変わります。

年間1万km、ハイオク173円/Lとして単純計算した例

WLTC燃費をそのまま使って計算すると、2WDのLS500hは年間約12万7,000円、LS500は約17万1,000円です。

年間の差は約4万4,000円になります。

これはあくまで公表燃費を使った単純計算です。実際の燃料代は走行環境やガソリン価格によって変わります。

燃費差を見るとLS500hが魅力的ですが、中古車では車両価格にも差があります。

燃料代だけで「何年で元が取れるか」を考えるより、静粛性や乗り味まで含めてLS500hに価値を感じるかで判断した方がいいと思います。

サイズと荷室の違い

LS500とLS500hは、基本的なボディサイズが同じです。全長5,235mm、全幅1,900mm、ホイールベース3,125mmという大きさなので、どちらを選んでも取り回しの条件はほぼ変わりません。

一方で荷室容量には違いがあります。

仕様によりますが、LS500hは400〜430L、LS500は440〜480Lが目安です。ハイブリッドシステムの配置もあり、荷室容量ではLS500の方が有利になります。

ゴルフバッグや大きな荷物を頻繁に積む人なら、この差も購入前に実車で確認しておいた方がいいでしょう。

外観の見分け方

同じ年式、同じグレード同士で見ると、LS500とLS500hの外観はかなり似ています。遠目から見ただけでは、私でもパワートレーンまで即座に判断しにくいことがあります。

一番分かりやすいのはリアの車名エンブレムです。LS500hなら「LS500h」と表示されるので、後ろから見れば見分けやすいでしょう。

私の2017年式LS500hでは、ハイブリッド車らしいエンブレムの意匠も見分ける手がかりになります。

ただし、年式や改良によって細かな意匠が異なる可能性があるので、中古車サイトの写真で確認するときは、色や装飾だけではなく車名エンブレムそのものを見るのが確実です。

レクサスLS500h version Lのリアに装着されたLS500hエンブレム

私のLS500hのリア。中古車を写真で見分けるなら車名エンブレムが分かりやすい

私がLS500hを選んだ理由

私はLS500とLS500hを比べたうえで、最終的に2017年式LS500h version Lを中古で購入しました。

決め手はいくつかありますが、その中でも大きかったのが燃費と、ハイブリッドならではの静かな走りです。

燃費を少しでも抑えたかった

LSを買う時点で、コンパクトカーのような燃費は期待していませんでした。

それでも通勤や買い物で日常的に使うので、同じLSなら少しでも燃料代を抑えられる方がいいと考えました。

LS500は走りの魅力がありますが、街乗りが多い私の使い方では、ハイブリッドの方が相性は良いだろうと判断したわけです。

しかも、発進時にモーターで動く場面があり、静かな高級セダンというLSの性格にも合っています。信号待ちからゆっくり走り出すときの滑らかさは、日常で何度も感じる部分です。

ひろし
ひろし
年間走行距離が少ない人は、燃費差だけでLS500hを選ぶ必要はないと思います。逆に、通勤や買い物で毎日のように乗るなら、街中での燃費と静かさはじわじわ効いてきますよ。

実燃費は10.6km/L

私のLS500hでは、ナビ画面とメーターに平均燃費10.6km/Lと表示されたことがあります。

2トンを超える車体に3.5Lエンジンを積んだ大型セダンと考えれば、私は極端に悪い数字だとは思っていません。

ただ、「ハイブリッドだから15km/Lや20km/L近く走るのでは」と想像していると、期待との差は大きいでしょう。

レクサスLS500hのナビ画面に表示された平均燃費10.6km/Lの燃費履歴

私のLS500hで確認した平均燃費10.6km/Lの表示例

もちろん、この10.6km/Lは私の使い方で出た一例です。走行環境によって同じ数字になるとは限りません。

中古車選びでは、「年間何km走るか」「ハイオク価格はいくらか」「街乗りがどのくらい多いか」まで自分の使い方に置き換えると、LS500との燃料代の差が見えやすくなります。

私の燃費履歴や実際の給油額、月間走行距離ごとのハイオク代については、LS500hの実燃費とハイオク代を実車でまとめた記事で詳しく紹介しています。

クラウンほどは伸びなかった

私はLS500hの前に、210系クラウンアスリートハイブリッドに乗っていました。

そちらでは16km/L以上走ることがあったので、LS500hへ乗り換えた直後は「思ったほど燃費が伸びないな」と感じました。

ただ、車の大きさも重さも違います。LSは燃費を最優先して作られた車ではなく、静粛性、乗り心地、高速道路での安定感、後席の快適性などに大きな価値があります。

なので今は、10.6km/L前後なら仕方ないかなという感覚です。

LS500hを選ぶなら、燃費が良い高級車というより、LSの中では燃料消費を抑えやすいモデルと考える方がしっくりきます。

クラウンアスリートからLS500hへ乗り換えて感じた燃費、静粛性、乗り心地、維持費の違いは、クラウンアスリートとLS500hを実車で比較した記事でも詳しく紹介しています。

走りと静かさを比較

LS500とLS500hで一番好みが分かれやすいのは、燃費よりも走ったときの感覚かもしれません。

中古車サイトのスペックを眺めているだけでは分かりにくい部分なので、可能なら両方へ試乗して比較するのがおすすめです。

街中はLS500hが滑らか

私がLS500hで気に入っているのは、低速域の滑らかさです。発進時にモーターを使える場面では、エンジンの存在を強く感じずにスッと前へ出ます。

住宅街、渋滞、立体駐車場の中など、速度をあまり出さない場面でもLSらしい静かな雰囲気を味わいやすいのがLS500hです。

アクセルを軽く踏んだときの反応も穏やかで、乗っている人を急かさない感じがあります。後席に家族や同乗者を乗せることが多い人にも合いやすいでしょう。

レクサスLS500hのメーターに表示されたハイブリッドのエネルギーモニター

LS500hでは走行状況に応じてエンジンとモーターを使い分ける様子を確認できる

加速感はLS500が魅力

一方、迫力のある加速感を求めるならLS500が候補です。

600Nmという大きな最大トルクを持つツインターボは、数値から見てもLS500hとは性格が違います。

LSは大きく重いセダンですが、アクセルを踏んだときに車体をぐっと前へ押し出す感覚を楽しみたいなら、LS500の方が分かりやすいと思います。

特にF SPORTを選ぶ人なら、燃費の数km/L差よりも、アクセル操作に対する反応や加速の気持ちよさを優先するケースもあるでしょう。

「LSだから静かに乗りたい」のか、「LSでも運転を楽しみたい」のか。ここを自分の中で決めると、かなり選びやすくなります。

高速道路は好みが分かれる

高速道路では、どちらもLSらしい余裕を感じやすいと思います。ただし、追い越し加速やアクセルを深く踏んだときの感覚には違いがあります。

LS500hはモーターの助けもあり、普段使いでは十分に速いです。私自身、高速道路で加速不足を感じて困ったことはありません。

それでも、加速そのものを楽しみたいならLS500の方が魅力を感じやすいでしょう。

逆に、高速巡航で静かに移動し、街中も含めて穏やかに使いたいならLS500hが合いやすいです。

中古価格と在庫の見方

中古のLS500とLS500hを選ぶときは、パワートレーンだけで候補を固定しすぎない方がいいと思います。

中古車は一台ごとに状態が違います。さらに、グレード、年式、走行距離、ボディカラー、装備、保証まで条件を重ねると、候補は一気に少なくなります。

同じ条件のLS500とLS500hを比較する

中古価格を見るときに大切なのは、LS500とLS500hの最安値だけを比べないことです。

年式、走行距離、グレード、修復歴、内外装の状態、保証内容が違えば価格も大きく変わります。

例えばLS500hの方が安く見えても走行距離が多かったり、LS500の方が高くても保証や整備履歴が充実していたりすることがあります。

私なら、できるだけ同じ年式・同じグレード・近い走行距離のLS500とLS500hを並べて比較します。

そうすると、パワートレーンによる価格差なのか、車両状態や装備による価格差なのかが見えやすくなります。

中古LS500h全体の価格感や、年式・走行距離による値段の違いについては、中古LS500hの価格相場と安い理由でも詳しく紹介しています。

中古では在庫の多さも重要

中古車選びでは、LS500とLS500hのどちらが優れているかだけではなく、自分が探している条件で良質な在庫があるかも重要です。

「LS500hのversion L、黒、低走行、後期型、保証付き」と条件を重ねていくと、希望に合う一台がなかなか出てこないこともあります。

逆にLS500まで候補に広げることで、整備履歴がしっかりしていて状態の良い車両が見つかる可能性もあります。

中古LSは、パワートレーンだけで決め打ちするより、LS500とLS500hの両方を検索してから絞り込む方が比較しやすいと思います。

価格差だけで決めない

中古LSは新車時の価格が高いぶん、中古価格だけを見ると急に買いやすく感じる車です。

しかし、車両価格が下がっても、タイヤ、部品、整備、修理などの費用まで中古車価格に合わせて安くなるわけではありません。

そのため、購入価格だけで予算を使い切らないことが大切だと思います。

数十万円安い車を選んでも、購入後すぐにタイヤ交換や整備が必要になれば、結果的に高くつく場合があります。

欲しいグレードも一緒に考える

LSにはEXECUTIVE、version L、F SPORT、I packageなどがあり、装備や雰囲気がかなり変わります。

例えば、後席の快適性を重視するならversion LやEXECUTIVEが気になりますし、運転する楽しさや見た目を優先するならF SPORTを選びたくなるでしょう。

この場合、「絶対にLS500h」と決めて希望装備を妥協するより、LS500も含めて状態の良い車両を探した方が満足できる可能性があります。

グレードごとの違いは、レクサスLSのグレード比較で詳しくまとめています。

前期と後期も比較する

50系LSでは、2017年登場の前期型と2020年11月以降の改良型で、乗り心地や装備、先進運転支援などに違いがあります。

そのため、中古でLS500とLS500hを比較するなら、パワートレーンの違いだけでなく年式差も見てください。

同じ予算でも、前期型の上位グレードと後期型の別グレードが候補になることがあります。

私は2017年式の前期型に乗っていますが、今から探す人なら後期型も含めて比較した方がいいと思います。詳しくは50系レクサスLSの前期と後期の違いも参考にしてください。

故障不安の考え方

中古LSで気になるのが故障ですよね。

LS500hにはハイブリッドシステム、LS500にはツインターボがあり、どちらにも高級車ならではの複雑な装備があります。

大切なのは「どちらなら絶対に壊れないか」を探すことではなく、一台ごとの状態と整備履歴を見ることだと思います。

LS500hで確認したい点

LS500hを選ぶときは、ハイブリッドシステムの警告が出ていないか、メーター表示に異常がないか、走行中のエンジンとモーターの切り替わりに違和感がないかを確認したいところです。

ハイブリッドバッテリーは長く使える部品ですが、中古車では年式や走行距離、使用状況によって状態が違います。

将来的に交換や修理が必要になる可能性まで考え、購入時には保証対象になる部品や期間も確認しておくと安心です。

私のLS500hでは、現時点で走行できなくなるようなハイブリッド系の大きな故障は経験していません。

ただ、私の一台で問題が出ていないからといって、すべての中古LS500hが同じとは言えません。

中古車の故障リスクは、年式や走行距離だけでは判断できません。

警告灯、整備記録、保証対象部品、過去の修理歴まで確認し、気になる点があれば販売店や整備士へ相談してください。

LS500で確認したい点

LS500はツインターボエンジンなので、試乗では加速が滑らかか、異音や振動がないか、警告灯が出ていないかを確認したいです。

ターボだから必ず壊れやすいという意味ではありません。

ただ、中古車ではオイル管理や過去の整備状況も重要なので、メンテナンスノートや記録簿が残っている車は大きな判断材料になります。

また、LSはエンジン以外にも電動シート、足回り、カメラ、センサー、ナビ、後席装備など確認したい部分が多くあります。

LS500とLS500hのどちらを選んでも、パワートレーンだけ見て終わりにしない方がいいです。

共通して整備履歴が重要

私が中古LSで重視したいのは、最終的には整備履歴です。

走行距離が少なくても、長期間ほとんど整備されていない車より、必要な点検や消耗品交換がされてきた車の方が安心感があります。

2017年式レクサスLS500h version Lの走行距離や評価点が記載されたオークション出品票

私が購入したLS500hのオークション出品票。中古車は年式や走行距離だけでなく履歴も確認したい

私がLS500hを中古で選んだときの考え方は、中古のLS500hを購入した理由でも詳しく紹介しています。

維持費は燃費以外も見る

LS500hを選べば燃費面では有利ですが、LSの維持費はガソリン代だけでは決まりません。

税金、保険、タイヤ、車検、整備、駐車場などまで含めて考える必要があります。

税金は大差が出にくい

LS500は3.444L、LS500hは3.456Lなので、排気量による自動車税の区分は同じ3.0L超3.5L以下です。

そのため、「ハイブリッドだから毎年の自動車税が大幅に安い」という理由だけでLS500hを選ぶことにはなりません。

初回登録時期や制度によって税額は変わるため、購入候補車の登録年月を確認してください。

税制は変更される可能性があります。正確な情報は国や都道府県などの公式情報を確認し、必要に応じて販売店や専門家へ相談してください。

燃料代は年間走行距離で変わる

燃料代はLS500hが有利になりやすいですが、年間の差額は走行距離によって大きく変わります。

年間3,000km程度しか乗らない人なら、燃費差による年間金額はそれほど大きくありません。

逆に年間1万km、1万5,000kmと走る人なら、数km/Lの差でも数年間でまとまった金額になります。

また、LS500もLS500hもハイオク指定です。ガソリン価格が上がれば、どちらも負担は増えます。

中古車を比較するときは、車両価格の差を年間燃料代だけで回収しようとしない方がいいと思います。

例えばLS500hの方が100万円高かったとして、それを「燃費だけで元を取る」と考えるより、街中での静かさや滑らかさまで含めて、その差額に価値を感じるかで判断する方が自然です。

タイヤと保険も考える

LSは車体が大きく、タイヤサイズも大きめです。

グレードや装着タイヤによって交換費用は変わりますが、一般的な乗用車と同じ感覚で考えると負担を大きく感じることがあります。

任意保険も、年齢、等級、車両保険、補償内容によって大きく変わります。私の維持費でも保険料は大きな割合を占めています。

つまり、LS500hの燃費がLS500より良くても、タイヤ交換や保険料、修理費の方が家計へ大きく影響するケースは十分あります。

私のLS500hで実際にかかっている費用は、LS500hの年間維持費で実額を公開しています。

LS500がおすすめな人

LS500は、ひと言でいうと燃費より走りを優先したい人に向いていると思います。

中古では車両状態やグレードによって価格差もあるので、燃費だけを理由に最初からLS500を候補外にする必要はありません。

加速を楽しみたい人

アクセルを踏んだときの加速の勢いを楽しみたいなら、LS500が分かりやすい選択です。

最高出力422PS、最大トルク600Nmというスペックを持ち、高速道路への合流や追い越しなどでも余裕のある加速を期待できます。

毎日の燃費を数km/L良くすることより、運転したときの気持ちよさを優先したい。そんな人ならLS500の魅力は大きいと思います。

ガソリン車の感覚が好きな人

ハイブリッド特有のエンジン始動や停止、モーターとの切り替わりより、エンジンと10速ATの感覚を好む人にもLS500が合います。

高級セダンでも自分で運転する時間を楽しみたい人や、F SPORTを中心に探している人なら、LS500も一度試乗してから決めた方が後悔しにくいでしょう。

ただし、街乗りが多い場合は燃費差が出やすいため、購入前に自分の年間走行距離で燃料代を計算しておくことをおすすめします。

LS500hがおすすめな人

LS500hは、LSらしい静けさや滑らかさを日常で味わいたい人に向いています。

私自身もこの部分を気に入っていて、現在の使い方ならハイブリッドを選んでよかったと感じています。

静かさを重視する人

信号待ちからの発進、駐車場内の移動、渋滞などでモーターを使えるのは、LS500hの大きな魅力です。

もちろんエンジンがかかれば音はしますし、完全な電気自動車のように常に無音ではありません。

それでも、低速域でエンジン音を抑えながら走れる場面があることで、LSらしい落ち着いた雰囲気を感じやすくなります。

街乗りが多い人

市街地では、減速時に回収したエネルギーを再利用できるハイブリッドのメリットが出やすくなります。

私のように通勤や買い物で日常的に使うなら、LS500hの方が燃料代を抑えやすく、静かな発進を感じる機会も多くなります。

私なら今もLS500hを選ぶ

私がもう一度同じ条件で中古LSを選ぶとしても、今の使い方ならLS500hを選ぶと思います。

理由は燃費だけではありません。

街中での滑らかさ、静かな発進、通勤でも使いやすい落ち着いた走りが自分に合っているからです。

ただし、「LS500hの方が上」という意味ではありません。

加速感を楽しみたい人や、ガソリン車らしい走りを求める人ならLS500の方が満足する可能性があります。

実際にLS500hを1年以上所有して感じた満足点と不満点については、LS500hを1年以上所有した本音で詳しくまとめています。購入後も満足できるか気になる方はこちらも参考にしてください。

ひろし
ひろし

どちらが高性能かではなく、どちらの違いを毎日うれしいと感じるかで選ぶといいですよ。

私は通勤で静かに走れることの方が、強烈な加速より出番が多いのでLS500hが合っています。

中古購入前の確認ポイント

最後に、実際に中古のLS500とLS500hを比較するときに確認しておきたいポイントをまとめます。

中古車は同じ年式・同じグレードでも状態が違うので、スペック表だけでなく実車を見ることが大切です。

できれば両方に試乗する

できるならLS500とLS500hを同じ日に、似た道路で試乗してみてください。

発進、40〜60km/h付近の加速、停止直前の感覚、段差、高速道路への合流などを比べると、性格の違いが分かりやすいです。

そして、速さだけではなく「自分が普段使う場面」を想像してください。

スーパーの駐車場へ入る、住宅街を走る、家族を乗せる、通勤で毎日使う。そういう場面で気持ちよく使える方が、購入後の満足度につながると思います。

保証と整備履歴を確認する

中古LSでは、保証内容を必ず確認したいです。

保証付きと書いてあっても、期間、走行距離の上限、ハイブリッド関連部品、ターボ、電装品、エアコン、ナビなど、対象範囲は販売店や保証商品によって違います。

整備記録簿があるなら、定期点検やオイル交換の記録も見せてもらいましょう。

記録が少ない場合は、その理由を販売店へ確認しておくと判断しやすくなります。

保証や購入後のサポートを重視する場合は、LS500hのCPOと一般中古車店の違いも比較してみてください。

在庫を広く見てから絞り込む

最初から「LS500hのversion L、黒、走行3万km以下」のように条件を絞りすぎると、候補が少なくなって価格も比較しにくくなります。

まずはLS500とLS500hの両方を見て、そこからグレード、年式、走行距離、色、保証などの条件で候補を減らしていく方法もあります。

私なら、多少の装備差より車両状態、整備履歴、保証、購入後に任せられる整備先を優先します。

LSは中古価格が下がっていても、修理部品まで中古価格に合わせて安くなるわけではないからです。

中古LS500hを実際に探すときの確認項目については、レクサスLS500h中古車の選び方でも詳しくまとめています。

ひろし
ひろし

中古LSは、写真を見て一台に決め打ちするより、条件の近い車を何台か比べた方がいいです。

LS500とLS500hを両方見ると、自分が本当に欲しいのが燃費なのか、走りなのか、装備なのかも見えてきますよ。

LS500とLS500hのFAQ

LS500とLS500hを中古で比較している方が迷いやすいポイントを、オーナー目線でまとめます。

LS500とLS500hのよくある質問

Q1. LS500とLS500hはどちらがおすすめですか?

A. 街中での静かさや滑らかさ、燃費を重視するならLS500h、迫力のある加速感やガソリン車らしい走りを重視するならLS500がおすすめです。中古では車両状態、整備履歴、保証、欲しいグレードの在庫まで含めて比較してください。

Q2. LS500hは本当に燃費が良いですか?

A. LS500より燃費面では有利ですが、一般的なハイブリッド車ほど低燃費とは限りません。私の2017年式LS500hでは平均10.6km/Lの表示例があります。走行環境によって変わるため、あくまで一例として見てください。

Q3. LS500とLS500hは外観で見分けられますか?

A. 同じ年式やグレードなら外観はかなり似ています。分かりやすいのはリアの車名エンブレムで、LS500hには「LS500h」と表示されます。年式によって細かな意匠が異なる可能性があるため、中古車の写真では車名表示まで確認するのが確実です。

Q4. 中古ではLS500hの故障が心配ですか?

A. ハイブリッドバッテリーなど専用部品はありますが、LS500hだから一律に故障が多いとは言い切れません。年式、走行距離、整備履歴、警告表示、保証内容を一台ごとに確認し、必要なら販売店や整備士へ相談してください。

Q5. 燃費差だけでLS500hを選ぶべきですか?

A. 燃費差だけで決める必要はないと思います。年間走行距離が少なければ燃料代の差も小さくなります。車両価格、走り、静粛性、グレード、保証まで含めて、総合的に納得できる方を選ぶのがおすすめです。

Q6. 中古でLS500とLS500hを迷ったら何を優先すべきですか?

A. 私なら、まず車両状態と整備履歴、保証を優先します。そのうえで、静かさや燃費を求めるならLS500h、加速感やガソリン車らしい走りを求めるならLS500という順番で考えます。中古車は一台ごとの差が大きいため、パワートレーンだけで決めない方がいいと思います。

LS500とLS500hのまとめ

LS500とLS500hは、見た目が似ていても走りの性格が違います。

  • LS500は3.5L V6ツインターボで力強い加速が魅力
  • LS500hはモーターを使った滑らかな発進と静かさが魅力
  • 燃費はLS500hが有利だが、一般的なハイブリッド車ほど伸びるとは限らない
  • 私の2017年式LS500hでは平均燃費10.6km/Lの表示例がある
  • ボディサイズは基本的に同じで取り回しの差はほぼない
  • 荷室容量はLS500の方が有利
  • 中古では同年式・同グレード・近い走行距離で比較すると価格差が分かりやすい
  • 価格だけでなく車両状態、整備履歴、保証を優先したい
  • 欲しいグレードや前期・後期まで含めて比較する

私なら、通勤や買い物で日常的に使い、静かで滑らかな走りを重視するのでLS500hを選びます。

一方で、アクセルを踏んだときの加速感やガソリン車らしい走りを楽しみたい人なら、LS500の方が満足できるでしょう。

燃費だけで決めるのではなく、自分がLSに何を求めるのかで選ぶ。これがLS500とLS500hを中古で比較するときに一番大切だと思います。

そして中古車では、同じLS500やLS500hでも一台ごとに状態が違います。

気になる車両が見つかったら、年式や走行距離だけではなく、整備履歴、保証、タイヤや消耗品の状態まで確認してから判断してください。

正確な仕様や最新情報はレクサス公式サイトを確認し、購入や整備、保証に関する最終的な判断は販売店や整備士などの専門家へ相談してください。

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