こんにちは、レクサスLS リアルオーナーガイドのひろしです。
レクサスLSに乗っていると、ガソリンスタンドで「ハイオクって高いよな……レギュラーを入れても走るんじゃない?」と思うことがありますよね。
私が所有している2017年式のLS500h version Lも無鉛プレミアムガソリン、いわゆるハイオク指定です。
以前乗っていた210系クラウンアスリートハイブリッドはレギュラーだったので、LSへ乗り換えてからは給油時の金額が高くなったと実感しています。
ただ、結論から言うと、LS500hやLS500に節約目的でレギュラーガソリンを常用するのはおすすめしません。
レクサス公式ではLSの燃料を無鉛プレミアムガソリンと案内しており、取扱説明書でもレギュラーガソリンは指定以外のガソリンとして扱われています。
この記事の結論
レクサスLSは無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)指定です。「レギュラーを入れてもすぐ壊れないか」ではなく、メーカー指定どおりの燃料を使用すると考えるのが基本です。
「最近のハイオク車ならレギュラーでも大丈夫」という一般論だけで判断するのではなく、自分のLSの年式・型式に対応した取扱説明書を確認することが大切です。
この記事で分かること
- レクサスLS500hとLS500の指定燃料
- LSにレギュラーガソリンを入れた場合の影響
- レギュラーを誤って給油した場合の考え方
- ハイオク代を節約するために燃料を変えるべきか

私が所有するレクサスLS500hへの給油。指定燃料を確認してハイオクを入れています
レクサスLSはハイオク指定
まず、一番気になる「レクサスLSはレギュラーでいいのか」という点から確認します。
私が所有するLS500hを含め、LSは指定燃料を曖昧にせず、車両に対応した取扱説明書を確認した方がいい車です。
LS500hは無鉛プレミアム指定
レクサス公式の取扱説明書では、LS500hの指定燃料として無鉛プレミアムガソリン(無鉛ハイオク)が記載されています。
私の2017年式LS500hも同じです。取扱説明書の燃料に関する項目を確認すると、無鉛プレミアムガソリンが指定されています。

私のLS500hに付属している取扱説明書やメンテナンスノート。燃料についても車両ごとの説明書で確認するのが確実です
LS500hは3.5L V6エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドですが、「ハイブリッドだからレギュラー」というわけではありません。
ハイブリッドかガソリン車かだけで使用燃料を判断せず、その車に指定されている燃料を確認してください。
LS500hはハイブリッドですが、指定燃料は無鉛プレミアムガソリンです。
「ハイブリッド=レギュラー」と思い込まないよう注意が必要です。
LS500もハイオク指定
LS500は3.5L V6ツインターボエンジンを搭載するガソリンモデルですが、こちらも指定燃料は無鉛プレミアムガソリンです。
つまり、50系LSではLS500hもLS500もハイオク指定です。
| モデル | 主なパワートレーン | 指定燃料 |
|---|---|---|
| LS500h | 3.5L V6+ハイブリッド | 無鉛プレミアム |
| LS500 | 3.5L V6ツインターボ | 無鉛プレミアム |
レクサス公式のLS FAQでも「ガソリンは、レギュラーですか?ハイオクですか?」という質問に対して、無鉛プレミアム(ハイオク)ガソリンと案内されています。
詳しくはレクサス公式 LS FAQでも確認できます。
LS500とLS500hのどちらを中古で選ぶか迷っている方は、燃料だけでなく走りや燃費にも違いがあります。詳しくはLS500とLS500hの違いを比較した記事をご覧ください。
LS460やLS600hもハイオク指定を確認
中古のLSを探している方だと、50系だけではなくLS460やLS600hも候補になるかもしれません。
私がレクサス公式の取扱説明書で確認したLS460とLS600hについても、指定燃料には無鉛プレミアムガソリンが記載されています。
| 主なモデル | エンジン | 公式取説で確認できる燃料 |
|---|---|---|
| LS460 | 4.6L V8 | 無鉛プレミアム |
| LS600h | 5.0L V8ハイブリッド | 無鉛プレミアム |
| LS500 | 3.5L V6ツインターボ | 無鉛プレミアム |
| LS500h | 3.5L V6ハイブリッド | 無鉛プレミアム |
ただし、中古車は年式や仕様によって違いがある可能性があります。
上の表だけで判断せず、自分が所有・購入する車両の取扱説明書を最終確認してください。
レクサス公式では、年式ごとのLS取扱説明書をレクサス公式LS取扱説明書ページから確認できます。
レクサスLSにレギュラーガソリンを入れても大丈夫?
「LSがハイオク指定なのは分かった。でも、実際にはレギュラーガソリンでも走るのでは?」と思う方もいるでしょう。
この疑問は、「走れるかどうか」ではなく「メーカーが何を指定しているか」で考えるのが分かりやすいです。
結論として、LS500hやLS500へ節約目的でレギュラーガソリンを常用することはおすすめしません。
LSではレギュラーは指定外
LSの取扱説明書で重要なのは、単に「無鉛プレミアム」と書かれているだけではありません。
給油時の注意として指定のガソリンを使用するよう案内され、無鉛レギュラーガソリンは指定以外のガソリンとして記載されています。
ここはかなり大事だと思っています。
レクサスの車種によっては、燃料に関する取扱説明書の記載がLSとは異なる場合があります。
そのため、「ほかのレクサスでは大丈夫だった」「最近のハイオク車なら大丈夫らしい」といった情報を、そのままLSに当てはめるべきではありません。
ノッキングが発生する可能性がある
ハイオクとレギュラーの大きな違いの一つがオクタン価です。
JAFによると、日本ではレギュラーガソリンのオクタン価は89.0以上、ハイオクガソリンは96.0以上とされています。
オクタン価が高いほど、エンジン内部でノッキングと呼ばれる異常燃焼が起こりにくくなります。
LSの取扱説明書でも、指定以外のガソリンなどを使用した場合、エンジンから異音や振動などのノッキングが発生する可能性が記載されています。
ハイオクは単に「価格が高いガソリン」というだけではなく、メーカーがハイオク使用を前提として指定している燃料と考えると分かりやすいでしょう。
ハイオクとレギュラーの違いについては、JAFのハイオクガソリンに関する解説でも確認できます。
出力や燃費性能が低下する可能性もある
LSの取扱説明書では、指定以外の燃料を使用した場合にエンジン出力が低下する可能性についても記載されています。
最近の車はエンジンを細かく電子制御しているため、「レギュラーを少し入れた瞬間に必ず壊れる」という単純な話ではありません。
一方で、だからといって「常用しても問題ない」と考えるのも違います。
JAFも、ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを使用すると、本来の燃費性能や加速性能を発揮できない可能性があると説明しています。
せっかくLSに乗るのであれば、燃料代を少し下げるために指定燃料から外れる使い方をするメリットは、私にはあまり感じられません。
ハイオク代は確かに高い
とはいえ、「メーカー指定だからハイオクを入れましょう」で終わってしまうと、実際にLSを所有する側の感覚とは少し離れてしまいます。
私も毎回のハイオク代が気にならないわけではありません。
レギュラーとの差額は気になる
私が実際にガソリンスタンドで撮影したときは、レギュラーが162円/L、ハイオクが173円/Lでした。

私が給油したときの価格表。レギュラー162円、ハイオク173円で1Lあたり11円の差がありました
このときの差額は1Lあたり11円です。
私のLS500hでは、実際に69.11L給油したことがあります。
同じ69.11Lを給油すると仮定すれば、1Lあたり11円の差で約760円変わります。
燃料タンク容量82Lを基準に単純計算すれば約902円の差です。
満タンに近い給油をすると、「千円近く違うのか」と感じるのも分かります。
ただし、162円・173円という価格は私が撮影した時点の一例です。ガソリン価格は地域、店舗、時期、会員割引などによって変わります。
ハイオクとレギュラーの価格差を考えるときは、1Lあたりの差額だけでなく、毎月何L給油しているのかまで計算すると実際の負担が見えやすくなります。
実際の給油では69.11Lで11,956円
私がLS500hへ給油したときには、69.11Lで11,956円になりました。

私のLS500hへ69.11L給油したときの実際の表示。支払額は11,956円でした
1回の給油で1万円を超えると、さすがに「高いな」と感じます。
私は月に1回程度給油することが多く、燃料代は月約12,000円が一つの目安になっています。年間では約144,000円です。
それでも私は、レギュラーへ変更して数百円から千円程度を節約するより、メーカー指定どおりハイオクを使用する方を選びます。
燃料代だけでなく、自動車税や任意保険などを含めた実際の負担については、LS500hの年間維持費を実額で公開した記事で詳しく紹介しています。
クラウンからLSへ乗り換えて燃料負担は増えた
私がLS500hの燃料代を高く感じる理由には、以前乗っていた210系クラウンアスリートハイブリッドとの違いもあります。
クラウンでは燃費表示で約16.8km/Lを確認していました。
一方、現在の2017年式LS500hでは平均燃費10.6km/Lと表示されたことがあります。
しかも、私が乗っていたクラウンはレギュラー仕様だったのに対し、LS500hはハイオク指定です。
つまり私の場合、LSへ乗り換えて燃費が下がり、さらに1Lあたりの燃料価格も高くなったことになります。

私の2017年式LS500hで確認した平均燃費10.6km/Lの表示
経済性だけを見れば、私の場合はクラウンの方が明らかに有利でした。
それでもLSに乗っているのは、静粛性や乗り心地、車内のゆったりした感覚など、燃費とは別の部分に魅力を感じているからです。
LS500hはハイブリッドですが、燃料費の安さを最優先する人向けの車ではないと私は感じています。
私が確認した実燃費や走行距離別のハイオク代については、LS500hの実燃費とハイオク代の記事にまとめています。
レギュラーを常用すれば本当に節約になる?
では、価格差だけを考えてレギュラーを入れ続ければ、本当に得なのでしょうか。
私は、LSの節約方法として指定燃料を変えるのはおすすめしません。
1Lあたりの価格差だけでは判断できない
先ほどの私の給油価格では、レギュラーとハイオクの差は1Lあたり11円でした。
給油した瞬間の支払額だけを見れば、レギュラーの方が安くなります。
しかし、JAFではハイオク仕様車にレギュラーガソリンを使用すると、燃費性能や加速性能が低下する可能性があるとされています。
仮に燃料単価が少し安くなっても燃費が変化すれば、1km走るために必要な燃料代は単純に11円/Lの差だけでは計算できません。
そして何より、LSではレギュラーが指定燃料ではありません。
そのため私は、燃料そのものを変更して節約する方法は選びません。
燃料以外の部分で負担を減らす
LSの燃料代を少しでも抑えたいのであれば、指定燃料を変えるのではなく、ほかの方法から考えた方が現実的です。
例えば、
- 急加速を繰り返さない
- タイヤの空気圧を適正に保つ
- ガソリンスタンドの会員価格を利用する
- クレジットカードやアプリなどの給油割引を利用する
といった方法なら、ハイオク指定を守ったまま燃料費を抑えられる可能性があります。
また、LSの維持費はガソリン代だけではありません。
購入前であれば保険、税金、整備費、タイヤ代なども含めて考えておくことが大切です。
中古のLS500hを検討している方は、車両状態や整備履歴についてまとめた中古LS500hの選び方も参考にしてください。
LSに誤ってレギュラーを入れた場合
自分でレギュラーを選んだつもりがなくても、セルフスタンドで押し間違えたり、家族が普段とは違う車へ給油したりする可能性はあります。
もしLSへレギュラーガソリンを入れてしまった場合は、慌てて自己流の対応をするのではなく、状況を確認してください。
レギュラーを入れたらすぐ故障するとは限らない
JAFでは、ハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合、一般的には直ちにエンジンが故障するものではないと説明しています。
そのため、少量入れてしまっただけで「もうエンジンが壊れる」と必要以上に慌てる必要はありません。
ただし、これは一般的なハイオク車についての話です。
LSの取扱説明書では無鉛プレミアムガソリンが指定され、レギュラーは指定以外のガソリンとして扱われています。
「直ちに故障するとは限らない」と「レギュラーを入れてよい」はまったく別の話です。
急加速など高負荷の運転は避ける
JAFでは、ハイオク車へレギュラーガソリンを入れてしまった場合、急加速など高い負荷をかける運転を避けるよう案内しています。
間違いに気付いたあと、「本当に大丈夫か試してみよう」とアクセルを強く踏み込むような行動は避けた方がいいでしょう。
ノッキングと思われる異音や振動、エンジンの不調、警告表示などが出た場合は、そのまま乗り続けず、レクサス販売店や整備工場へ相談してください。
誤給油時の一般的な対処については、JAFの燃料を入れ間違えた場合の対処方法でも確認できます。
軽油との誤給油は別問題です。
ガソリン車へ軽油を入れた場合は重大なトラブルにつながる可能性があります。JAFではエンジンを始動せず、整備工場で燃料を抜き替える対応を案内しています。
ハイオクとレギュラーの入れ間違いと同じ感覚で判断しないでください。
自己判断でハイオクを足し続けない
レギュラーを入れてしまったあと、「その上からハイオクを入れれば大丈夫だろう」と考える人もいるかもしれません。
ただ、タンク内にどのくらい燃料が残っていたのか、レギュラーを何L入れたのかによって状況は変わります。
そのため、この記事で一律に「ハイオクを何L追加すれば大丈夫」といった基準を出すことはできません。
私なら、レギュラーを多く入れてしまった場合や走行に違和感がある場合は、レクサス販売店や整備工場へ相談します。
車両状態に不安がある場合は自己判断で乗り続けず、レクサス販売店や整備の専門家へ相談してください。
給油前にLSの指定燃料を確認する
一番確実なのは、そもそも油種を間違えないことです。
特に中古LSを購入したばかりの方や、家族で複数の車を使っている場合は、給油前に油種を確認する癖をつけておくと安心です。
年式に対応した取扱説明書を確認する
指定燃料を調べるなら、まず車両に付属している取扱説明書を確認します。
中古車で説明書が付属していなくても、レクサス公式サイトではLSの取扱説明書を年式ごとに公開しています。
ネット上のQ&Aよりも、自分の年式・モデルに対応したメーカー公式の取扱説明書を優先するのが確実です。
セルフスタンドでは油種を文字でも確認する
セルフスタンドでは、一般的にレギュラー、ハイオク、軽油でノズルの色が分けられています。
JAFでは一般的な色分けとして、レギュラーは赤、ハイオクは黄色、軽油は緑と案内しています。
ただし、色だけに頼らず、給油機の画面で選択した油種を文字でも確認する方が安心です。

私のLS500hの給油口。給油前には油種を確認してからノズルを取るようにしています
レクサスLSの燃料FAQ
最後に、レクサスLSとレギュラーガソリンについて迷いやすいポイントをまとめます。
レクサスLSの燃料に関するよくある質問(FAQ)
Q1. LS500hにレギュラーガソリンを入れても大丈夫ですか?
A. 節約目的でレギュラーガソリンを常用することはおすすめしません。LS500hの取扱説明書では無鉛プレミアムガソリンが指定され、無鉛レギュラーガソリンは指定以外のガソリンとして扱われています。基本的にはメーカー指定どおりハイオクを使用してください。
Q2. LS500hにレギュラーを少量入れただけでも故障しますか?
A. JAFでは、一般的なハイオク車にレギュラーガソリンを入れた場合、直ちにエンジンが故障するとは限らないとしています。ただし、LSではレギュラーが指定燃料ではありません。急加速など高負荷の運転を避け、異音、振動、警告表示などがある場合や給油量が多い場合はレクサス販売店や整備工場へ相談してください。
Q3. LS500、LS460、LS600hもハイオクですか?
A. 私がレクサス公式の取扱説明書で確認したLS500、LS500h、LS460、LS600hはいずれも無鉛プレミアムガソリン指定です。ただし、中古車は年式や仕様を確認し、最終的には所有・購入する車両に対応した取扱説明書を確認してください。
Q4. ハイオクがない場合はLSにレギュラーを入れてもいいですか?
A. LSについて自己判断でレギュラーへ変更することはおすすめしません。車種や年式によって取扱説明書の記載が異なる可能性があるため、自分のLSに対応した取扱説明書を確認し、判断に迷う場合はレクサス販売店へ相談してください。
Q5. ガソリン代節約のためLSにレギュラーを常用するのはありですか?
A. 私ならしません。私が給油したときはレギュラー162円/L、ハイオク173円/Lで11円差でしたが、価格差だけを理由にメーカー指定から外れるメリットは小さいと考えています。燃料代を抑えるなら、指定燃料を守ったうえで給油所の会員価格や決済割引、運転方法などを見直す方が安心です。
レクサスLSにレギュラーガソリンを入れても大丈夫?まとめ
レクサスLSの燃料について一番大切なのは、「ハイオク車にレギュラーを入れて走れるか」ではなく、「自分のLSでメーカーが何を指定しているか」です。
LS500hとLS500は無鉛プレミアムガソリン指定です。
私が公式取扱説明書で確認したLS460やLS600hについても、無鉛プレミアムガソリン指定となっています。
私の2017年式LS500hも、もちろんハイオクを使用しています。
実際に69.11L給油して11,956円になったことがあり、以前乗っていたレギュラー仕様の210系クラウンアスリートハイブリッドより燃料負担は増えました。
それでも、私は節約目的でLSへレギュラーを入れるつもりはありません。
- LS500hは無鉛プレミアムガソリン指定
- LS500も無鉛プレミアムガソリン指定
- LS460やLS600hも公式取説でハイオク指定を確認できる
- LSでは無鉛レギュラーガソリンを指定以外のガソリンとして扱う取説がある
- レギュラーの常用は燃料代の節約方法としておすすめしない
- 誤給油時は急加速など高負荷運転を避ける
- 中古LSでは年式に対応した取扱説明書を確認する
給油1回あたり数百円から千円程度の差が気になる気持ちは、実際にLSを所有している私にもよく分かります。
それでも、指定燃料から外れて「本当に大丈夫なのかな」と気にしながら乗るより、私はメーカー指定どおりハイオクを入れて安心して乗る方を選びます。
燃料や車両状態に関する正確な情報は、必ず所有する車両に対応したレクサス公式の取扱説明書をご確認ください。
誤給油後の車両状態に不安がある場合は自己判断で乗り続けず、レクサス販売店や整備の専門家へ相談することをおすすめします。