こんにちは、レクサスLS リアルオーナーガイドのひろしです。
レクサスLSを探し始めると、最初に迷いやすいのがグレードの違いです。EXECUTIVE、version L、F SPORT、I packageと名前が並んでいて、価格差もかなりあります。
「上のグレードほど満足できるのか」「自分で運転するならどれがいいのか」「中古ならversion Lまで必要なのか」と気になりますよね。
私は2017年式のLS500h version Lを中古で購入し、普段はほぼ一人で通勤や買い物に使っています。購入時はversion LかEXECUTIVEを希望していました。
理由は、後席リクライニングや後席ドアのサンシェード、センターアームレストの操作パネルといった装備にLSらしさを感じたからです。
ただ、実際に所有して分かったのは、装備が多いほど自分に合うとは限らないということでした。
前席のリフレッシュ機能も、私は購入後に1回使っただけです。だからこそLSのグレードは、価格順に上へ上へと選ぶより、自分がどこに座り、誰を乗せ、何を重視するかから決めた方が後悔しにくいと思っています。
この記事では、現行LS500hの価格と4つのパッケージの違い、主要装備、中古でLS500を選ぶ場合の考え方、そしてversion Lオーナーとして感じる「ここまであれば十分」という線まで紹介します。
この記事で分かること
- レクサスLSのグレード一覧と価格差
- EXECUTIVE・version L・F SPORT・I packageの違い
- 主要装備はグレードごとにどう違うのか
- 迷ったときにどのグレードから見るべきか
- 中古LSでグレードより先に確認したいポイント
先に結論をまとめると、迷っているなら私はversion Lから見るのがおすすめです。
そこで「後席装備はここまで必要ない」と感じればI package、「見た目と運転する楽しさを優先したい」ならF SPORT、「後席をさらに豪華にしたい」ならEXECUTIVEへ候補を動かすと、自分に合う仕様を絞りやすくなります。
| 重視するポイント | おすすめ | こんな人向け |
|---|---|---|
| 価格 | I package | 後席装備より予算を重視 |
| 見た目・運転 | F SPORT | 自分で運転する時間が長い |
| 快適性とバランス | version L | 前席も後席もLSらしさが欲しい |
| 後席快適性 | EXECUTIVE | 後席に人を乗せる機会が多い |
LS500・LS500h、中古購入、維持費、故障なども含めて全体から確認したい方は、レクサスLS完全ガイドも参考にしてください。
レクサスLSのグレード一覧
まずは、LSのグレード構成を把握しておきましょう。
特に新車と中古では選べるパワートレーンが違うため、同じ「レクサスLSのグレード比較」でも見方を分ける必要があります。
公式ではパッケージと呼ばれる
一般にはEXECUTIVEやversion Lを「グレード」と呼ぶことが多いのですが、レクサス公式の主要装備一覧では、これらはグレード名称ではないと注記されています。
正式にはパッケージとして扱われています。
とはいえ、中古車サイトや普段の会話では「LS500h version Lというグレード」のように表現した方が分かりやすいですよね。
そのため、この記事では検索する人にも伝わりやすいよう、便宜上「グレード」と表記します。
50系LSには、3.5L V6ハイブリッドのLS500hと、3.5L V6ツインターボのLS500があります。そして、それぞれにEXECUTIVE、version L、F SPORT、I packageという4つの仕様が設定されてきました。
新車と中古では状況が違います。
2026年8月10日時点のレクサス公式「価格・パッケージ」ページでは、LS500のEXECUTIVE、version L、F SPORT、I packageはいずれも販売終了となっています。
そのため、新車で比較する場合はLS500hの4仕様を中心に考え、中古車ではLS500も候補に入れる、という見方が分かりやすいです。
現行LS500hの価格一覧
現行LS500hは、I packageからEXECUTIVEまで価格が段階的に上がります。2WDとAWDが用意され、同じ仕様でも駆動方式によって価格が変わります。
| LS500h | 2WD | AWD | 主な選び方 |
|---|---|---|---|
| I package | 12,570,000円 | 13,050,000円 | 価格を抑えたい |
| F SPORT | 13,790,000円 | 14,270,000円 | 見た目と運転感覚を重視 |
| version L | 15,570,000円 | 16,050,000円 | 快適装備を重視 |
| EXECUTIVE | 17,250,000円 | 17,730,000円 | 後席快適性を最優先 |
価格は2026年8月10日時点のメーカー公表値です。オプション、登録時の諸費用、税金などによって実際の支払額は変わります。
正確な最新価格はレクサス公式の価格・パッケージページで確認してください。
2WD同士で見ると、I packageからF SPORTへ上がると122万円、F SPORTからversion Lでは178万円、version LからEXECUTIVEでは168万円の差があります。
どの段階でも100万円を超えるため、「せっかくLSを買うなら一番上」という理由だけで選ぶには大きな価格差です。
特に中古車では、使わない装備へ予算をかけるより、状態の良い車両や保証、購入後のタイヤ・整備費へ予算を残す方が自分に合っている場合もあります。
中古でどのくらい価格が下がっているのか確認したい場合は、中古LS500hの価格相場と安い理由も参考にしてください。
主要装備の違いを4グレードで比較
価格だけでは違いが分かりにくいので、現行LS500hの代表的な装備を比較してみます。
| 比較項目 | I package | F SPORT | version L | EXECUTIVE |
|---|---|---|---|---|
| 主な方向性 | 価格と基本装備 | スポーティ | 前後席の快適性 | 後席快適性を最優先 |
| シート表皮 | 本革 | 専用本革・ウルトラスエード | セミアニリン本革 | セミアニリン本革 |
| フロントパワーシート | 運転席20Way・助手席18Way | 28Way | 28Way | 28Way |
| フロントリフレッシュ機能 | - | - | あり | あり |
| リヤパワーシート | - | - | 16Way | 22Way |
| リヤマルチオペレーションパネル | - | - | あり | あり |
| 後席ドア・リヤクォーター電動サンシェード | - | - | あり | あり |
| 後左席電動オットマン | - | - | - | あり |
| 後席温感リラクゼーション | - | - | - | あり |
| 主な特徴 | 必要な装備を押さえた仕様 | 専用外装・ブレーキ・ステアリングなど | 後席まで快適装備を充実 | 後席で過ごす人の快適性をさらに強化 |
こうして比べると、I packageからEXECUTIVEまで単純に装備が積み上がっていくだけではないことが分かります。
F SPORTは、専用の外装や20インチホイール、ブレーキ、ステアリング、スポーツシートなど、見た目と運転する側の装備に重点が置かれています。
一方、version Lでは16Way調整式リヤパワーシート、リヤマルチオペレーションパネル、後席ドア・リヤクォーターの電動サンシェードなどが備わり、後席の快適性が大きく高まります。
EXECUTIVEではさらに22Way調整式リヤパワーシート、後左席の電動オットマン、後席温感リラクゼーション、リヤエアコンなどが用意されています。
F SPORTとversion Lの違いは「上下」というより方向性です。
自分で運転する楽しさや見た目を重視するならF SPORT、後席まで含めた快適性を求めるならversion L、さらに後席を重視するならEXECUTIVEと考えると分かりやすいです。
なお、上の表は現行LS500hの代表的な装備を比較したものです。年式や改良時期、メーカーオプションによって装備内容は変わるため、中古車では候補車ごとに確認してください。
詳しい装備設定はレクサス公式の主要装備一覧表で確認できます。
中古ではLS500も選択肢になる
中古車まで含めると、LS500hだけでなくLS500も選べます。
LS500は3.5L V6ツインターボと10速ATを組み合わせたガソリン車で、LS500hは3.5L V6ハイブリッドです。
私が所有しているのはLS500hですが、グレードを決める前に、まずLS500hとLS500のどちらが自分に合うかを考えた方がいいでしょう。
静かに走り出す感覚やハイブリッドならではの滑らかな走りを重視するならLS500hが候補になりやすく、V6ツインターボと10速ATによる走りを求めるなら中古のLS500も選択肢になります。
パワートレーンから迷っている方は、LS500とLS500hの違いで、燃費や走り、中古での選び方を比較しています。
一方、中古車は同じグレード名でも年式や改良時期、メーカーオプションによって装備が異なります。
特に2017年登場時の前期型と2020年の大幅改良後では違いがあります。
中古で50系を探すなら、50系レクサスLSの前期と後期の違いも合わせて確認してみてください。
中古にはAdvanced Drive搭載車もある
中古車を探していると、LS500hの「EXECUTIVE Advanced Drive」や「version L Advanced Drive」といった表記を見かけることがあります。
一部の年式では、高度運転支援技術「Advanced Drive」を搭載した仕様が設定されていました。
通常のEXECUTIVEやversion Lとは年式や装備構成が異なるため、Advanced Drive搭載車を見つけた場合は、年式や装備内容まで確認して比較してください。
LSのグレード順はどう見るか
「レクサスLSのグレード順」を現行LS500hの価格で並べるなら、EXECUTIVE、version L、F SPORT、I packageの順です。
ただし、実際のグレード選びでは単純な上下関係として考えない方が分かりやすいと思います。
価格順ならEXECUTIVEが最上位
価格だけを見るとEXECUTIVEが最上位で、その次がversion L、F SPORT、I packageとなります。
ただ、F SPORTはversion Lの廉価版ではありません。
専用のグリルや20インチホイール、ブレーキ、ステアリング、スポーツシートなどが採用されていて、求めている方向そのものが違います。
自分で運転する時間が長く、スポーティな外観が好きなら、version LよりF SPORTの方が自分に合う可能性もあります。
グレード順は価格順で覚えても、選ぶ順番は別です。
最初に「自分で運転する時間が長いか、後席へ人を乗せることが多いか」を考え、その次に見た目、欲しい装備、予算を見る。この順番の方が自分に合うLSを見つけやすいですよ。
上位ほど正解ではない
LSを見ていると、せっかくならEXECUTIVEまで欲しくなる気持ちは分かります。
私も購入前はversion LかEXECUTIVEを希望していました。
特に中古では、新車時ほど価格差が大きくない車両もあるため、「あと少し出せば上のグレードに届く」と考えやすいんですよね。
でも、中古LSではグレード以上に車両状態を重視した方がいいと私は思っています。
例えば同じ予算で、状態の良いversion Lと、装備は豪華でも状態に不安があるEXECUTIVEが並んでいたら、私はグレード名だけでEXECUTIVEを選びません。
LSは電動シートやサンシェード、操作パネルなど、電動で動く装備が多い車です。
中古では「装備が付いているか」だけでなく、正常に動くかまで確認することが大切です。
I packageは価格重視向け
I packageは、LSの中で購入価格を抑えたい人が最初に見る候補です。
とはいえ、単なる「装備を削ったLS」と考えるのは少し違います。
本革シートや前席のシートヒーター・ベンチレーションなどを備えているため、後席の豪華装備まで必要としない人なら十分候補になります。
一人で乗るなら十分な可能性
普段ほぼ一人で乗る人なら、I packageで不満が出るかどうかは「後席装備にどこまで魅力を感じるか」でかなり変わると思います。
私の場合、後席に人を乗せる機会は多くありません。
それでもversion Lを選んだのは、後席リクライニング、ドア側のサンシェード、センターアームレストの操作パネルが欲しかったからです。
実用上どうしても必要だったわけではなく、「中古でもLSを買うなら、この雰囲気まで欲しい」という気持ちの部分が大きかったですね。

レクサスLS500hの後席で足を伸ばして座ったときの広さと乗車姿勢
逆に言えば、こうした後席装備に魅力を感じないならI packageも十分候補になると思います。
I packageとversion Lの2つで迷っている方は、LS500 I packageとversion Lの違いで、シートや後席装備、中古でどちらを選ぶべきかを詳しく比較しています。
version Lの後席リクライニングに関しては、レクサスLSの後部座席はリクライニングできる?version L実車で倒れ方・グレード差を解説の記事で詳しく紹介しています。
中古では価格差より状態を見る
中古のI packageを選ぶなら、「安いから」という理由だけで決めない方がいいです。
LSは中古車価格が下がっても、タイヤ、保険、消耗品、整備費まで同じ割合で安くなるわけではありません。
購入時に予算を使い切るより、納車後の整備費を残しておく考え方も大切です。
I packageを選んで浮いた予算を、保証の充実した車両や状態の良いタイヤ、必要な整備へ回す方が自分には合っているという人もいるでしょう。
中古LSの購入条件や、私が実際に2017年式version Lを選んだ理由は、中古のレクサスLS500hを購入したときの判断基準で詳しく紹介しています。
F SPORTは運転席重視向け
F SPORTは、LSの大きさや高級感を楽しみながら、見た目と運転する感覚にもこだわりたい人向けです。
価格順ではversion Lより下ですが、性格はかなり違います。
専用の外観と装備が魅力
F SPORTは専用デザインのグリルや20インチホイール、専用ブレーキ、ステアリング、スポーツシートなどが採用され、他の仕様とは見た目も運転席の雰囲気も変わります。
私はversion Lの落ち着いた雰囲気が好きですが、外観でF SPORTに惹かれる気持ちもよく分かります。
車は乗る前にも降りた後にも目にするものなので、装備表だけでなく、駐車場に停めた姿を自分が好きかどうかも意外と大事です。
後席装備より自分の満足を優先
F SPORTを選ぶなら、「version Lより安いから」ではなく、「F SPORTの見た目や運転席まわりが欲しいから」という理由で選ぶのがおすすめです。
後席の快適性を最優先にする仕様ではないため、家族や仕事の送迎で後席を頻繁に使うなら、version LやEXECUTIVEと実車で比べた方がいいでしょう。
逆に一人で乗る時間がほとんどなら、使わない後席装備よりも、自分が毎日触るステアリングやシート、外観を優先する方が納得しやすいかもしれません。
F SPORTに関しては、LS500h version LとF SPORTの違い|乗り心地・内装・中古価格を比較で詳しく紹介していますので、参考にして下さい。
version Lはバランス型
私が実際に所有しているのがLS500h version Lです。
4つの中で迷っている人に一つだけ最初に見てもらうなら、私はversion Lをおすすめします。
理由は、運転席の快適装備に加えて後席にもLSらしい装備があり、前席と後席の両方で高級セダンらしさを感じやすいからです。
私がversion Lを選んだ理由
購入前、私はversion LかEXECUTIVEを探していました。
特に欲しかったのが、後席リクライニング、後席ドアのサンシェード、そしてセンターアームレストにある操作パネルです。
普段はほぼ一人で乗るので、冷静に考えれば後席装備の使用頻度は高くありません。
それでも中古のLSを買うなら、ドアを開けたときに後席まで「LSを買った」と感じられる仕様が欲しかったんです。

私のLS500h version Lの後席。普段は一人で乗ることが多いですが、この後席の雰囲気もversion Lを選んだ理由です。
後席装備が所有満足につながる
私が特に気に入っているのが、後席センターアームレストの操作パネルです。
空調やシートなどを後席側から操作できます。

2017年式LS500h version Lの後席操作パネル。実際に使う頻度以上に、LSらしさを感じる装備です。
後席ドアのサンシェードも気に入っています。
日差しを抑えるという実用面だけでなく、後席の落ち着いた雰囲気にもつながります。

後席ドアのサンシェードを展開した状態。白革内装でも外からの視線や日差しを抑えやすくなります。
こうした後席装備を含めた内装の実車写真は、LS500h version Lの内装レビューでも詳しく紹介しています。
中古車の掲載写真だけでは分かりにくい部分を確認したい人は参考にしてください。
使わない装備も実際にはある
version Lは装備が多いぶん、全部を使い切れるとは限りません。
私の車には前席のリフレッシュ機能がありますが、購入してから使ったのはまだ1回だけです。
つまり、装備表に丸が多いことと、毎日の満足度は同じではありません。
少なくとも私は、実際に所有してみてversion Lまであれば十分だと感じています。
もちろん、後席へ人を乗せる機会が多く、さらに後席快適性を求めるならEXECUTIVEを選ぶ意味があります。
EXECUTIVEは後席重視向け
EXECUTIVEは、LSの後席快適性を最優先したい人が見る仕様です。
自分で運転するためだけの高級セダンとして考えるより、後席に大切な人を乗せる場面まで想像すると価値が分かりやすくなります。
version Lとの大きな違いは後席装備
version Lでも後席装備はかなり充実していますが、EXECUTIVEではそこからさらに後席の快適性が強化されます。
代表的なのが、22Way調整式リヤパワーシート、後左席の電動オットマン、後席の温感リラクゼーション機能、左右ルーフレジスターを備えたリヤエアコンなどです。
つまり、version LとEXECUTIVEで迷ったときは、単純に「上位だからEXECUTIVE」と考えるより、こうした後席専用装備を自分が本当に使うかを考えるのが分かりやすいです。
後席に人を乗せるなら候補
会社の送迎、家族との長距離移動、両親を乗せる機会が多いなど、後席の人が主役になる使い方ならEXECUTIVEの価格差にも意味が出てきます。
逆に普段ほとんど一人で運転するなら、EXECUTIVEの装備を使い切れない可能性もあります。
EXECUTIVEの装備に関しては、LS500h EXECUTIVEとversion Lの違い|後席装備と中古価格で比較の記事で詳しく紹介していますので、ぜひこちらも参考にして下さい。
中古では電動装備を必ず試す
中古のEXECUTIVEを買うなら、装備が多いことを喜ぶだけでなく、購入前の動作確認に時間をかけてください。
後席シートの前後やリクライニング、オットマン、操作パネル、エアコン、サンシェードなど、動かせるものは実際に動かした方が安心です。
「EXECUTIVEだから買う」ではなく、「このEXECUTIVEは各装備が正常に動き、整備履歴も確認できるから買う」という順番で判断することをおすすめします。
レクサスLSのおすすめ順|迷ったらこの順に見る
ここまでの内容を踏まえて、「特に希望が決まっていない人が、どのグレードから見ればいいか」という意味で私なりに順番を付けるなら、次のようになります。
| 見る順番 | グレード | 理由 |
|---|---|---|
| 1番目 | version L | 前席と後席の装備を比較する基準にしやすい |
| 2番目 | I package | 後席装備が不要なら価格を抑えやすい |
| 3番目 | F SPORT | 見た目や運転を重視するなら有力 |
| 4番目 | EXECUTIVE | 後席装備をさらに求める人向け |
これは「1位が一番優れていて、4位が劣る」というランキングではありません。
まずversion Lを見て、「この後席装備は欲しい」と感じるのか、「ここまでは必要ない」と感じるのかを基準にすると判断しやすい、という意味での順番です。
見た目を見た瞬間にF SPORTが欲しいと思う人なら、最初からF SPORTを選んでもいいでしょう。反対に、後席へ人を乗せることが多いならEXECUTIVEを最初に見る方が自然です。
選び方を一言でまとめると、価格重視ならI package、見た目と運転重視ならF SPORT、快適装備とのバランスならversion L、後席最優先ならEXECUTIVEです。
上位ほど正解なのではなく、自分の使い方に一番近いものを選ぶことが大切です。
私自身、version Lを1年以上所有して感じた満足点と不満点は、LS500hを1年以上所有して感じた満足点と不満点でも詳しく紹介しています。
中古LSはグレードだけで選ばない
中古のLSでは、グレード比較と同じくらい車両そのものの状態が重要です。
年式が同じでも、整備履歴、走行距離、使われ方、内装の傷み、電装品の状態によって購入後の安心感は変わります。
グレードを決めたあとに確認したい車両状態や整備履歴、保証などは、レクサスLS500h中古車の選び方で詳しくまとめています。
年式と改良時期を確認する
50系LSは2017年に登場し、2020年に大きな改良を受けています。
そのため、「version Lだから同じ」と考えず、前期か改良後かまで確認してください。
さらに一部改良によって装備や仕様が変わることもあります。
中古車サイトのグレード名だけで判断せず、初度登録年月、型式、車両の装備内容などを確認しながら候補車を比較することをおすすめします。
欲しい装備を3つ決めておく
私がグレード選びで一番おすすめしたいのは、「自分が欲しい装備を3つくらい先に決めておくこと」です。
例えば私なら、後席リクライニング、後席サンシェード、操作パネル。
この3つが欲しかったので、version L以上が候補になりました。
逆に、この3つが不要ならI packageやF SPORTも十分候補になります。
こうして欲しい装備から逆算すると、「何となく上位グレード」という選び方をしなくて済みます。
必要装備は実車で動かす
中古では、候補車にその装備が付いていることを確認するだけでは不十分です。
実際にスイッチを押して動かしてください。
シートが途中で止まらないか、サンシェードが正常に上下するか、操作パネルが反応するかなど、写真だけでは分からない部分があります。
総額と維持費まで考える
グレードを一段上げる予算だけでなく、購入後の費用も見ておきましょう。
LSはハイオク指定で、タイヤや任意保険なども購入後に必要になる費用です。
だから私は、中古車本体が予算内に入っただけで「買える」と判断しない方がいいと思っています。
納車整備、保証、タイヤ、バッテリー、税金、任意保険などまで含めて考えてください。
費用は年式、車両状態、地域、保険条件などによって変わるため、一律の金額では判断できません。
レクサスLSグレードのよくある質問
最後に、レクサスLSのグレードを比較している人が迷いやすい点をまとめます。
Q1. レクサスLSのグレード順はどうなっていますか?
A. 現行LS500hを価格順で見ると、EXECUTIVE、version L、F SPORT、I packageの順です。ただし、F SPORTはスポーティな方向へ装備された仕様なので、単純にversion Lの下位版と考える必要はありません。価格だけでなく、後席、見た目、運転のどれを優先するかで選ぶのがおすすめです。
Q2. LSで一番おすすめのグレードはどれですか?
A. どれを選ぶか迷っているなら、私はversion Lから見るのがおすすめです。運転席の快適性だけでなく、16Way調整式リヤパワーシート、後席サンシェード、操作パネルなどLSらしい後席装備も確認できるからです。ただし、価格重視ならI package、見た目と運転重視ならF SPORT、後席最優先ならEXECUTIVEの方が合います。
Q3. version LとEXECUTIVEの違いは何ですか?
A. 大きな違いは後席装備です。version Lは16Way調整式リヤパワーシートやリヤマルチオペレーションパネルなどを備えていますが、EXECUTIVEでは22Way調整式リヤパワーシート、後左席電動オットマン、後席温感リラクゼーション、リヤエアコンなどが加わります。後席をどこまで重視するかで選ぶと分かりやすいです。
Q4. version LとF SPORTはどちらがおすすめですか?
A. 後席の快適装備を重視するならversion L、スポーティな外観や専用ステアリング、スポーツシートなどを重視するならF SPORTがおすすめです。価格の上下ではなく、方向性の違う仕様と考えた方が選びやすいです。
Q5. 一人で乗るならI packageで十分ですか?
A. 後席の豪華装備にこだわらないなら、十分候補になります。私自身は後席リクライニングやサンシェード、操作パネルが欲しくてversion Lを選びましたが、そこに魅力を感じない人ならI packageを選び、車両状態や保証へ予算を回す考え方も合理的だと思います。
Q6. 中古LSはグレードだけで決めても大丈夫ですか?
A. グレードだけで決めるのはおすすめしません。同じグレードでも年式、改良時期、メーカーオプション、整備履歴、内外装、電動装備の状態が違います。欲しい装備を決めたうえで、実車で動作確認し、保証内容まで見て判断してください。
Q7. LS500hとLS500はどちらを選べばいいですか?
A. LS500hは3.5L V6ハイブリッド、LS500は3.5L V6ツインターボと10速ATを組み合わせたガソリン車です。私はLS500hに乗っていますが、グレードだけでなくパワートレーンの違いも含めて選んだ方がいいと思います。2026年8月10日時点ではLS500の新車販売は終了しているため、LS500を選ぶ場合は中古車が中心になります。
レクサスLSのグレードまとめ
レクサスLSは、価格が高いグレードを選べば必ず満足できる車ではありません。
むしろ装備が多い車だからこそ、自分が実際に使う機能を見極めた方が選びやすくなります。
- 価格重視ならI package
- 見た目と運転重視ならF SPORT
- 快適装備とのバランスならversion L
- 後席を最優先するならEXECUTIVE
- 中古ではグレード以上に年式・状態・装備の動作も確認する
私は普段ほぼ一人でLS500h version Lに乗っています。
それでも後席のサンシェードや操作パネルを見ると、version Lを選んでよかったと感じます。
一方、前席のリフレッシュ機能のように、付いていてもほとんど使わない装備もあります。
だから、LSを選ぶときはまず「自分にとって欲しい装備は何か」を考えてみてください。
あなたが毎日使うのはどの席なのか。誰を乗せるのか。見た目と快適装備のどちらにお金をかけたいのか。
そこが決まれば、LSのグレード選びはかなり分かりやすくなります。
上位グレードを買うことではなく、自分の使い方に合うLSを選ぶこと。
これが、実際にversion Lを所有している私が一番伝えたいことです。
なお、価格や装備は改良や販売状況によって変更されることがあります。正確な最新情報はレクサス公式サイトや販売店で確認してください。また、中古車の装備や車両状態は1台ずつ異なるため、購入前には実車確認をおすすめします。