こんにちは、レクサスLS リアルオーナーガイドのひろしです。
LS500hの中古車を探していると、かなり迷いやすいのがversion LとF SPORTのどちらを選ぶかではないでしょうか。
F SPORTは専用グリルや20インチホイールが付いていて、見た目はかなりカッコいいです。一方のversion Lは、スポーティーさよりも本革や木目、後席装備まで含めた高級セダンらしさが目立ちます。
私は2017年式のLS500h version Lに乗っていますが、購入時には当然F SPORTも候補として考えました。
それでも最終的にversion Lを選んだ大きな理由のひとつが、後席を含めた装備の充実度です。
自分が後席に乗るわけではありませんし、毎日のように誰かを後ろへ乗せるわけでもありません。それでも、新車では1,000万円を大きく超えるLSを買うなら、「せっかくなら高級車らしい装備が欲しいな」と私は思ったんですよね。
この記事では、LS500h version LとF SPORTの違いを、カタログ上の装備差だけでなく、version Lを実際に所有している立場から比較していきます。
この記事で分かること
- version LとF SPORTの装備の違い
- 後席や内装、乗り心地の違い
- タイヤやブレーキで確認したいポイント
- 中古でversion LとF SPORTを選ぶ基準
version LとF SPORTの結論
最初に結論から言うと、version LとF SPORTは同じLS500hでも、目指している方向がかなり違います。
高級セダンとしての快適性や装備を楽しみたいならversion L、見た目や運転席まわりのスポーティーさを楽しみたいならF SPORTと考えると分かりやすいですよ。
快適性ならversion L
私がversion Lをおすすめしたいのは、LSに「高級車らしさ」を求める人です。
version Lでは、セミアニリン本革シート、本木目を使ったステアリング、後席のパワーシート、後席自動リクライニング、後席用の操作パネルなど、乗っている人がゆったり過ごすための装備が用意されています。
現行仕様でもversion Lには16Way調整式リヤパワーシートが採用され、後席センターアームレストにはリヤマルチオペレーションパネルが備わります。
私の2017年式version Lにも、後席からシートやエアコンなどを操作できる装備があります。

私のLS500h version Lの後席。白い本革シートと大型センターアームレストが備わっています。
運転席だけを見ればF SPORTにも魅力的な装備があります。ただ、前席から後席まで含めてLSらしい豪華さを味わいたいなら、私はversion Lの方がしっくりきます。
スポーティーさならF SPORT
一方で、LSを自分で運転する楽しさや見た目のスポーティーさを優先するならF SPORTが気になります。
F SPORTには専用のメッシュタイプのスピンドルグリル、専用モール、20インチアルミホイール、専用ステアリング、専用メーター、本革とウルトラスエードを組み合わせたスポーツシートなどが採用されています。
さらに、サスペンションにもF SPORT向けのチューニングが施され、ブレーキも専用品です。
なので、同じLS500hでも「ゆったり乗る高級セダン」という雰囲気より、大きなLSを自分で操って楽しみたい人向けという印象があります。
version LとF SPORTの違い
version LとF SPORTを比べるときは、価格だけを見るよりも、外観、シート、後席、タイヤ、ブレーキまで一度に見た方が違いを理解しやすくなります。
主な装備を比較
| 比較項目 | version L | F SPORT |
|---|---|---|
| 方向性 | 快適性と高級感を重視 | 走りとスポーティーさを重視 |
| シート | セミアニリン本革 | 本革・ウルトラスエード |
| 後席 | パワーシートやリクライニング装備 | 基本的に固定式 |
| 後席ベンチレーション | あり | なし |
| ステアリング | 本木目+本革 | F SPORT専用本革 |
| 標準ホイール | 19インチ | F SPORT専用20インチ |
| F SPORT専用ブレーキ | なし | あり |
| 外観 | 落ち着いた高級感 | 専用グリルなどでスポーティー |
上の表は違いをつかむための比較です。LSは年次改良が何度も行われているため、実際の装備は年式やオプションによって変わります。
中古車ではグレード名だけで装備を判断しないでください。2017年登場時の前期型、2020年11月以降の改良型、さらにその後の一部改良車では装備内容に違いがあります。購入する車両の年式と装備表を必ず確認しましょう。
LS全体のグレード構成から確認したい方は、レクサスLSのグレード比較と選び方も参考にしてください。
パワートレーンは同じ
ここは意外と大事なのですが、LS500hのversion LとF SPORTで、ハイブリッドシステムそのものが別物になるわけではありません。
現行LS500hでは、どちらも3.456L V型6気筒エンジンとモーターを組み合わせたマルチステージハイブリッドです。
エンジン最高出力は299PS、モーター最高出力は180PS。WLTCモード燃費も2WDで13.6km/L、AWDで12.5km/Lとなっています。
つまり、F SPORTを選んだからエンジンの出力自体が大幅に上がるわけではありません。
違いが出るのは、足回りの設定、タイヤ、ブレーキ、内外装、シートなどです。
ですから「F SPORTの方がエンジンが速いはず」と考えて選ぶより、ハンドリングや見た目、運転席の雰囲気に価値を感じるかで判断した方がいいでしょう。
外観と内装はかなり違う
version LとF SPORTでは、同じLSのボディを使いながらも、見たときの印象がかなり変わります。毎日目にする部分なので、ここはスペック以上に大切かもしれません。
version Lは落ち着いた高級感
version Lは、スポーツモデルであることを主張する専用パーツを付けるのではなく、LS本来の高級セダンらしいデザインになっています。

私が所有する黒のLS500h version L。スポーティーさよりも落ち着いた高級セダンらしい外観です。
私の車は黒なので、ボディカラーも含めるとかなり落ち着いて見えます。
内装も同じで、木目、本革、白いシートなどの組み合わせは、「スポーツセダン」というよりフラッグシップセダンそのもの。

LS500h version Lの前席。白い本革と木目を使った落ち着いた内装です。
若々しい見た目を最優先するなら少し物足りなく感じる人もいるでしょう。しかし、私はこの落ち着いた雰囲気がLSには合っていると思っています。
F SPORTは見た目が分かりやすい
F SPORTは、外から見ても違いが分かりやすいグレードです。
メッシュタイプの専用スピンドルグリル、専用モール、ブラックを使ったリヤまわり、20インチホイールなどによって、version Lとはかなり印象が変わります。
内装にもF SPORT専用の本革・ウルトラスエードスポーツシートが採用され、フレアレッドなどの内装色も選択できます。
さらに、ディンプル加工された専用ステアリングや専用メーター、アルミ製スポーツペダルなど、運転席に座った瞬間からスポーツグレードであることが分かる作りです。
外観だけで選ぶなら、私もF SPORTに惹かれる気持ちはかなり分かります。
レクサス公式でもF SPORT専用装備が紹介されているので、購入前にはLS F SPORTの公式情報も確認しておくといいですよ。
後席の違いはかなり大きい
version LとF SPORTを比べるとき、私が特に見てほしいのが後席です。前席だけ見ているとF SPORTに惹かれても、後席まで見ると考えが変わる人もいると思います。
version Lは後席も豪華
version Lでは、後席まで高級車として作り込まれています。
現行仕様では16Way調整式リヤパワーシート、後席自動リクライニング、後席用の大型ヘッドレスト、リヤマルチオペレーションパネル、4席独立温度調整エアコンなどが装備されています。
後左右席にはシートヒーターだけでなくベンチレーション機能も備わります。

私のversion Lに装備されている後席操作パネル。エアコンやシート機能などを操作できます。
ここまで必要かと言われれば、必要ない人も多いでしょう。
ただ、私はこの「必要以上に付いている感じ」も高級車の魅力だと思っています。
後席の写真や実際の装備をもっと詳しく見たい方は、LS500h version Lの内装と後部座席の実車レビューで紹介しています。
F SPORTは後席が固定式
私がF SPORTを選ばなかった理由としてかなり大きかったのが、後席です。
レクサス公式FAQでは、現行F SPORTの後席は一体固定式と案内されています。
つまり、version Lのような後席パワーリクライニングを楽しむグレードではありません。
もちろん、自分で運転する人にとって後席リクライニングが必要かと言われると、ほとんど使わないかもしれません。
私自身も後ろへ頻繁に人を乗せるわけではないですし、自分が運転している以上、自分で後席に座る機会もほぼありません。
それでも私は、「LSを買うのに後席が固定なのか……」と少し引っかかったんですよね。
ここは完全に価値観です。
運転席を中心に考えるならF SPORTでもまったく問題ありません。逆に、後席まで含めて高級車として楽しみたいならversion Lの方が満足しやすいと思います。
LS500hを家族で使う方、両親や仕事関係の人を後席へ乗せる機会がある方は、購入前に後席へ実際に座ってみるのがおすすめです。グレードの違いが一番分かりやすい場所かもしれません。
乗り心地と走りも異なる
version LとF SPORTではエンジンやハイブリッドシステムは共通ですが、タイヤやサスペンション、ブレーキが異なるため、乗ったときの印象まで完全に同じではありません。
version Lは快適性を選びやすい
現行version Lの標準タイヤは245/50R19で、19インチのノイズリダクションアルミホイールとの組み合わせです。
一方、F SPORTは20インチのランフラットタイヤが標準となります。
一般的に同じ車で比較すれば、タイヤの厚みがある方が段差などから受ける衝撃を和らげやすくなります。そのため、乗り心地を重視するならタイヤサイズまで確認しておきたいところです。
ただし、中古車では純正とは違うタイヤへ交換されていることも珍しくありません。
実際、私のversion Lも現在は社外ホイールとYOKOHAMA ADVANタイヤを装着しています。
そのため、「version Lだから必ず柔らかい」「F SPORTだから必ず硬い」とグレード名だけで決めつけない方がいいでしょう。
最終的には実車のタイヤ銘柄、サイズ、空気圧、摩耗状態まで見たうえで試乗するのが確実です。
F SPORTは足回りも専用
F SPORTではリニアソレノイド式AVSを使い、F SPORT向けに走行性能を意識したチューニングが施されています。
さらに、フロント245/45RF20、リヤ275/40RF20という前後異サイズの20インチランフラットタイヤを採用。
リヤタイヤが275幅なので、後ろから見てもかなり迫力があります。
LSは全長5,235mm、全幅1,900mmという大型セダンです。その大きな車体を運転するうえで、操舵に対する反応や安定感を楽しみたい人にはF SPORTが面白いでしょう。
逆に、街中をゆったり走ることが多く、段差や荒れた路面での快適さを優先するなら、私はversion Lを試してから決めることをおすすめします。
F SPORTはブレーキも専用
ブレーキにもかなり違いがあります。
現行F SPORTでは、フロントに対向6ポッドアルミモノブロックキャリパーと直径400mmのディスク、リヤに対向4ポッドキャリパーと直径359mmのディスクが採用されています。
見た目だけのF SPORTではなく、ブレーキまで専用品なんですよね。
そのため、走りを重視する人には魅力のひとつになります。
一方で、中古で買う場合はブレーキパッドやローターの状態も見ておきたいところです。大型の高級車なので、消耗品を交換するときの費用まで一般的な乗用車と同じ感覚では考えない方がいいでしょう。
ブレーキ鳴きは試乗で確認
私がF SPORTを検討していたとき、「ブレーキが鳴くことがある」という話を耳にしたことがあります。
ただし、私はF SPORTを所有していないため、ここを自分の経験として断定することはできません。
ブレーキから音が出る原因は、パッドやローターの状態、温度、汚れ、使用環境などさまざまです。音がしたから即故障というわけでもありません。
だからこそ、中古F SPORTを買うなら試乗時に低速から何度かブレーキを踏み、音や振動、ペダルの感触を確認しておくと安心です。
タイヤと維持費にも差が出る
中古車を購入するときは車両価格に目が行きますが、version LとF SPORTではタイヤやブレーキなど購入後に交換する部品も違います。
F SPORTは20インチが標準
現行F SPORTはフロント245/45RF20、リヤ275/40RF20のランフラットタイヤを装着します。
version Lは245/50R19の19インチタイヤが標準です。
タイヤのメーカーや商品によって金額は大きく変わりますが、一般的にはサイズが大きく幅も広い高性能タイヤほど交換時の負担が増えやすくなります。
しかもF SPORTは前後でサイズが違うため、前後のタイヤを入れ替えて摩耗を均一にする一般的なローテーションも行いにくい構成です。
さらに現行F SPORTについては、レクサス公式でタイヤチェーンを装着できない旨も案内されています。
雪が多い地域で使う人は、スタッドレスタイヤを含めた冬の使い方まで販売店へ確認しておいた方がいいでしょう。
中古では残り溝も確認する
中古LSを見に行ったとき、私はタイヤを必ず確認したいです。
仮に車両価格が20万円安くても、納車後すぐにタイヤ4本の交換が必要になれば、価格差の魅力が小さくなることがあります。
確認したいのは、タイヤの残り溝だけではありません。
製造年、ひび割れ、片減り、装着されている銘柄、純正サイズかどうかまで見てください。
F SPORTなら大径ブレーキもあるので、パッドやローターの状態について販売店へ聞いておくといいでしょう。
中古車は「本体価格が安い車」より、「買ったあとにすぐ大きな交換費用が発生しない車」の方が結果的に安く済むことがあります。タイヤやブレーキまで含めて支払総額を考えてください。
中古価格はグレードだけで決まらない
version LとF SPORTでは新車時の価格に差がありますが、中古車になってからもその差がそのまま残るとは限りません。ここは中古LSを選ぶ面白いところでもあります。
新車ではversion Lが高い
2017年に5代目LSが発売されたとき、LS500hの2WDはversion Lが1,460万円、F SPORTが1,310万円でした。
新車時点では150万円の差です。
その後も価格改定や装備変更が行われ、現在レクサス公式で案内されているLS500hでは、2WDのversion Lが1,557万円、F SPORTが1,379万円となっています。
差額は178万円。
つまり、もともとの新車価格ではversion Lの方が明確に上です。
後席パワーシート、ベンチレーション、電動サンシェード、内装素材などの快適装備が価格差につながっています。
最新の価格については、購入時にレクサス公式の価格・パッケージをご確認ください。
中古では価格差が縮むこともある
中古になれば、新車価格だけで値段が決まるわけではありません。
年式、走行距離、修復歴、車体色、内装色、オプション、整備履歴、販売店の保証など、いろいろな条件が価格へ影響します。
そのため、もともと高かったversion LとF SPORTの価格がかなり近くなることもありますし、条件によってはF SPORTの方が高く見えることもあるでしょう。
スポーティーな外観を求める人にF SPORTが選ばれれば、その需要も中古価格へ影響します。
なので、「version Lの方が新車価格が高かったから、中古でも必ず高い」とは考えない方がいいです。
中古LS500h全体の価格帯や値落ちについては、中古LS500hの価格相場と安い理由で詳しく紹介しています。
中古車ではグレードより先に、年式、走行距離、整備履歴、保証、タイヤなどを合わせて見る。私はこの選び方をおすすめします。
前期と後期も分けて見る
もうひとつ忘れてはいけないのが年式です。
5代目LSは2017年に登場し、2020年11月に大きな改良を受けています。
この改良では乗り心地や静粛性などにも手が入り、その後も装備変更や一部改良が続いています。
ですから、中古車サイトで「version L 500万円」「F SPORT 700万円」と表示されていても、グレード差だけで200万円違うとは限りません。
前期か後期か、走行距離はいくつか、保証は付いているかまで合わせて見ましょう。
年式による違いは、50系レクサスLSの前期と後期の違いで詳しく紹介しています。
私がversion Lを選んだ理由
ここからはカタログの話ではなく、私自身がなぜF SPORTではなくversion Lを選んだのかを書いておきます。
後席リクライニングが欲しかった
一番分かりやすい理由が後席です。
F SPORTは見た目が本当にカッコいい。ただ、私の場合は後席にリクライニングがないところが引っかかりました。
「自分が後ろに座るわけじゃないでしょ」と言われれば、その通りです。
頻繁に人を乗せるわけでもありません。
それでも、私はLSをスポーツカーとして買うわけではなく、高級セダンとして欲しかったんですよね。
そう考えると、後席まで電動で調整できて、センターアームレストからいろいろ操作できるversion Lの方が自分には合っていました。
装備が多い方が満足できた
私の場合、「どうせLSに乗るなら装備が充実している方がいい」という気持ちもかなりありました。
もちろん装備が多ければ、その分だけ故障する可能性のある部品も増えます。
中古車として考えれば、シンプルな方が安心という考え方もあるでしょう。
それでも、私は高級車を買う以上、シート、後席、内装なども含めて「LSを買ったな」と感じられる方を選びたかったです。
これは正解、不正解ではなく、どこにお金を払いたいかの違いですね。
F SPORTの見た目は今でも好き
version Lを選んだからといって、F SPORTを否定しているわけではありません。
今見てもF SPORTのフロントデザインはカッコいいですし、20インチホイールや専用ブレーキも魅力があります。
もし私がLSに後席の豪華さを求めず、運転席から見える景色や外観を最優先していたら、F SPORTを選んでいた可能性もあります。
だからこそ、グレード名だけで「こっちが上」と決めるのはもったいないと思っています。
私が中古LS500hを購入するときにどこを見ていたのかは、2017年式LS500h version Lを選んだ理由でも詳しく紹介しています。
どちらが向いているか
ここまでの違いを踏まえると、version LとF SPORTは「価格が高い方を選ぶ」という買い方ではなく、自分の使い方から決めるのが分かりやすいです。
version Lが向いている人
version Lが合いやすいのは、LSに快適性や高級感を求めている人です。
本革や木目を使った落ち着いた内装が好きで、後席まできちんと装備されていることに価値を感じるなら、version Lはかなり魅力的だと思います。
家族を乗せることが多い人や、両親などを後席へ乗せる人にも候補になるでしょう。
また、中古なら新車時には大きかったF SPORTとの価格差が小さくなっている車両も探せます。
「新車では高くて選べなかった装備の多いグレードを、中古で現実的な価格で買う」というのもLS500hの楽しみ方のひとつです。
F SPORTが向いている人
F SPORTは、自分で運転する時間を一番大切にしたい人に向いています。
専用グリル、20インチホイール、スポーツシート、専用メーター、専用ステアリング、大径ブレーキと、運転席側の魅力が多いグレードです。
後席のリクライニングやベンチレーションを使わないなら、その装備がないことをデメリットと感じない人も多いでしょう。
むしろ「後席装備より見た目にお金を払いたい」という人なら、F SPORTの方が選びやすいはずです。
中古では実車を優先する
私なら中古のversion LとF SPORTで迷った場合、最後はグレードより車両状態を優先します。
例えば、欲しかったversion Lがあったとしても、タイヤが限界に近い、整備履歴が分からない、電装品に不具合があるという車なら無理に選びません。
反対に、F SPORTでも整備履歴がしっかり残り、タイヤやブレーキの状態が良く、保証まで付いているなら候補になります。
中古車は同じ年式、同じグレードでも状態がまったく違います。
特に走行距離だけで良し悪しを決めないことも大切です。詳しくは、中古LS500hは何万kmまで買える?走行距離より確認したい整備履歴で紹介しています。
グレードは欲しい装備を決める条件。最後に買うかどうかを決めるのは、その車そのものの状態。
私はこの順番で考えるのがいいと思っています。
中古LS500hを購入する際は、装備だけでなく整備履歴、警告灯、タイヤ、ブレーキ、足回り、電装品、保証内容まで確認してください。判断が難しい場合は販売店や整備士など専門家へ相談しましょう。
よくある質問
最後に、LS500h version LとF SPORTを比較している方から出やすい疑問に答えます。
LS500hのグレード比較FAQ
Q1. LS500hのversion LとF SPORTはどちらがおすすめですか?
A. 後席を含めた快適性、落ち着いた内装、装備の充実度を重視するならversion Lがおすすめです。専用グリルや20インチホイール、スポーツシート、専用ブレーキなど、スポーティーな見た目と走りを重視するならF SPORTが候補になります。どちらが上というより、自分がLSに求めるものから選ぶのがいいでしょう。
Q2. F SPORTの後席はリクライニングできますか?
A. レクサス公式FAQでは、現行F SPORTの後席は一体固定式と案内されています。一方のversion Lには後席自動リクライニングやリヤパワーシートが装備されています。中古車では年式によって装備が異なる場合があるため、購入候補車の装備表と実車を確認してください。
Q3. version LとF SPORTでエンジン性能は違いますか?
A. 同じ年式のLS500h同士で比較する場合、version LとF SPORTで基本となる3.5L V6ハイブリッドシステム自体が別物になるわけではありません。F SPORTの主な違いは、専用サスペンションのチューニング、20インチタイヤ、大径ブレーキ、内外装などです。
Q4. 中古ではversion LとF SPORTのどちらが高いですか?
A. 新車価格はversion Lの方が高く設定されていますが、中古価格は年式、走行距離、車両状態、ボディカラー、オプション、整備履歴、保証などでも大きく変わります。そのため、必ずversion Lの方が高いとは限りません。同じ年式と走行距離に条件を合わせ、支払総額で比較するのがおすすめです。
Q5. 中古のF SPORTで特に確認するところはありますか?
A. 20インチタイヤの残り溝や製造年、片減りに加え、ブレーキパッドやローターの状態を確認したいところです。試乗できる場合はブレーキ時の音や振動、段差を越えたときの乗り心地も確認してください。交換費用は部品や作業内容によって変わるため、正確な金額は販売店や整備工場へ確認しましょう。
version LとF SPORTまとめ
LS500hのversion LとF SPORTは、同じハイブリッドシステムを搭載しながら、グレードとして目指している方向がかなり違います。
- 快適性と高級感を重視するならversion L
- スポーティーな外観を重視するならF SPORT
- version Lは後席パワーシートやリクライニングが魅力
- F SPORTは専用グリルや20インチホイールを装備
- F SPORTには専用サスペンションや大径ブレーキを採用
- パワートレーンだけで選ぶ必要はない
- 中古価格は年式や走行距離によって大きく変わる
- タイヤとブレーキの状態も購入前に確認する
- グレードより良い個体を選ぶことも大切
私自身は、後席のリクライニングや内装、装備の充実度を考えてversion Lを選びました。
F SPORTの見た目も好きですが、私はLSにスポーティーさ以上に「高級セダンに乗っている感じ」を求めていたんだと思います。
ただ、あなたがLSを自分で運転する時間を一番楽しみたくて、後席装備をほとんど使わないのであれば、F SPORTの方が魅力的に映るかもしれません。
中古で選ぶなら、version LかF SPORTかを決めたところで終わりではありません。
年式、走行距離、整備履歴、保証、タイヤ、ブレーキ、電装品まで確認して、最後は状態の良い一台を選んでください。
中古LS500hを購入するときの確認ポイントをまとめて知りたい方は、レクサスLS500h中古車の選び方も参考にしてください。
装備や価格は改良によって変更される可能性があります。正確な情報はレクサス公式サイトや販売店で確認してください。また、タイヤやブレーキ、整備状態などの判断が難しい場合は、販売店や整備士など専門家へ相談したうえで購入を決めることをおすすめします。