こんにちは、レクサスLS リアルオーナーガイドのひろしです。
レクサスにテレビキャンセラーを付けたい、あるいは中古で購入した車に最初から付いていた場合、「不具合は出ないの?」「ディーラーへ持って行ったら入庫を断られない?」「保証はどうなる?」と気になりますよね。
私が乗っている2017年式のレクサスLS500h version Lには、中古で購入した時点ですでにテレビキャンセラーが付いていました。実は購入前から、もし付いていなければ友人の中古車屋さんに取付けをお願いするつもりでした。
そして、購入後1年3か月・約11,000km使用していますが、私のLS500hでは現時点で、テレビキャンセラーが原因と思われる不具合は経験していません。
ただし、これはあくまで私の車での実体験です。同じレクサスでも車種、年式、ナビの種類、装着している製品、取付方法などで条件は変わります。「私のLSで問題がないから、どのレクサスでも問題ない」とは言えません。
さらに、レクサス公式でもTVキャンセラー/TVキットについて注意事項を案内しています。
そのため、テレビキャンセラーは「付けても絶対に問題ない」「付けたら必ず故障する」のどちらかで考えるのではなく、便利さ、不具合の可能性、ディーラー入庫、保証への影響まで含めて判断することが大切です。
この記事では、実際にテレビキャンセラー付きのLS500hを所有している私の経験を交えながら、不具合、レクサスディーラーへの入庫や取付け、保証との関係、取付前に確認しておきたいポイントを分かりやすく解説します。
先に結論
- テレビキャンセラーを付けても必ず不具合が出るわけではない
- 私のLS500hでは1年3か月・約11,000km使用して現時点で不具合はない
- 一方でレクサス公式はナビやG-Linkなどへの影響を注意喚起している
- ディーラー入庫の可否と保証修理の可否は分けて考える
- ディーラーでの取付対応は販売会社・店舗へ事前確認する
- 取付前に車種・年式・ナビと製品の適合を必ず確認する
レクサスのテレビキャンセラーとは
まずは、テレビキャンセラーが何をする部品なのかを押さえておきます。
ここを曖昧にしたまま「付けても大丈夫か」を考えると、テレビ表示、ナビ操作、車両側の機能が全部同じ話に見えてしまいます。
走行中もテレビ表示を維持する部品
レクサスの純正ナビやディスプレイは、安全面への配慮から走行中に映像表示や一部操作が制限される仕様があります。
テレビキャンセラーは、その制限に関係する信号へ介入し、主に同乗者が走行中でもテレビなどを見られるようにする社外部品です。
ただし、すべての製品が同じ仕組みというわけではありません。車速に関係する信号を利用するもの、車両とナビの通信に関係するもの、スイッチ操作で通常状態へ戻せるものなどがあります。
同じレクサスでもLS、RX、NX、ISなどで電装系やナビの世代は違いますし、同じ車種でも年式や一部改良によって仕様が変わります。
大事なのは「レクサス対応」と書いてあるかだけではなく、自分の車の車種・型式・年式・ナビに適合しているかを確認することです。
テレビ表示とナビ操作は別に考える
テレビキャンセラーを選ぶときは、「走行中にテレビが映ること」と「走行中にナビの目的地設定などを操作できること」は分けて確認した方がいいです。
製品によってはテレビ表示だけに対応しているものもあれば、ナビ操作にも対応しているものがあります。
また、キャンセラー作動中にナビの自車位置やルート案内などへ影響が出る可能性を案内している製品もあります。
「キャンセラーを付ければテレビもナビも全部自由に使える」と思って選ぶと、自分が想定していた使い方と違うことがあります。
特に比較的新しいレクサスでは、ナビだけでなく通信機能や車両設定などもディスプレイ周辺のシステムと関係しています。
なお、運転者が走行中にテレビ画面を注視したり、画面操作へ意識を取られたりしないようにしてください。私はテレビキャンセラーを、運転者が走行中に映像を楽しむためではなく、同乗者向けの装備として考えています。
私のLSには中古購入時から付いていた
私の2017年式LS500h version Lは、中古で購入した時点ですでにテレビキャンセラーが装着されていました。
ただ、今振り返ると購入時に、
- どのメーカーの製品なのか
- どこで取り付けたのか
- 製品の品番は分かるのか
- スイッチで通常状態へ戻せるのか
といった部分まで確認しておけば、より分かりやすかったなと思います。
中古車では前オーナーが取り付けた社外電装品の情報が残っていないこともあるからです。

私のレクサスLS500hでテレビを全画面表示した様子
私自身はテレビを見る頻度がかなり少ないので、キャンセラーを常に意識して使っているわけではありません。
それでも、遠出をしたときなどに同乗者がテレビを見られるのは便利です。
レクサスのテレビキャンセラーで不具合は出る?
ここが一番気になるところですよね。
結論から言えば、テレビキャンセラーを付けたレクサスで必ず不具合が起こるわけではありません。
一方で、車種や製品によってはナビや通信機能などへ影響する可能性があるため、「絶対に問題ない」とも言い切れません。
私のLS500hは1年3か月・約11,000kmで不具合なし
まず、実際のオーナー事例として私のLS500hについて書いておきます。
| 項目 | 私のLS500h |
|---|---|
| 車種 | レクサスLS500h version L |
| 年式 | 2017年式 |
| テレビキャンセラー | 中古購入時から装着済み |
| 購入後の使用期間 | 1年3か月 |
| 購入後の走行距離 | 約11,000km |
| キャンセラーが原因と思われる不具合 | 現時点では経験なし |
購入後1年3か月、約11,000km使用していますが、現時点ではテレビキャンセラーが原因と思われるナビや電装系の不具合は経験していません。
テレビも問題なく表示できていますし、普段使用している範囲では特に困っていることもありません。
ただし、これはあくまで「私の2017年式LS500hでは今のところ問題が出ていない」という一次情報です。
装着している製品や取付方法、年式が違えば結果も変わる可能性があります。
そのため、私の事例だけを見て「レクサスならテレビキャンセラーを付けても大丈夫」と判断するのはおすすめしません。
レクサス公式もTVキャンセラーに注意喚起している
テレビキャンセラーを検討するときに知っておきたいのが、レクサス公式の案内です。
レクサスの「G-Link/G-Link Liteに関する留意事項」では、走行中にテレビを視聴できるTVキャンセラー/TVキットを取り付けないよう案内しています。
理由として、車両が自車位置を正しく認識できなくなり、
- ナビゲーションの自車位置表示
- ルート案内
- ヘルプネット
- マイカーログ
- コネクティッドカー保険などの位置情報を利用するサービス
へ影響する可能性が案内されています。
詳しくは、レクサス公式「G-Link/G-Link Liteに関する留意事項」を確認してください。
私のLSで不具合が出ていないことと、レクサス公式がTVキャンセラーについて注意喚起していることは、分けて考える必要があります。
実際の使用経験も参考になりますが、取付を検討するならメーカー側の注意事項も確認して判断することが大切です。
不具合の有無は製品と車種によって変わる
テレビキャンセラーの話でややこしいのは、ネット上で「何年使っても問題なかった」という人と「ナビがおかしくなった」「エラーが出た」という人が両方いることです。
これは不思議な話ではありません。
そもそも車種、年式、ナビ、取り付けている製品が違います。さらに施工方法まで含めれば条件はかなり変わります。
例えば、同じLS500hでも2017年式とその後の改良車ではナビや装備が同じとは限りません。
そのため、SNSや口コミで同じ車名の人が「問題なかった」と書いていても、それだけで自分の車も問題ないとは判断しない方がいいでしょう。
逆に、不具合の投稿を一つ見ただけで「テレビキャンセラーは全部危険」と決める必要もありません。
一番確認したいのは、自分の車両に対して製品メーカーがどこまで適合確認しているかです。
ナビの自車位置やルート案内に影響する場合がある
テレビキャンセラーによる影響として比較的分かりやすいのがナビです。
製品によって車速などの情報をどのように扱うかが異なるため、キャンセラー作動中に自車位置の表示やルート案内などへ影響が出る場合があります。
ここで大切なのは、「テレビが正常に映っている=車両側もすべて正常」とは限らないことです。
テレビ表示に問題がなくても、ナビや位置情報を利用する機能に影響している可能性があります。
取付前には製品の適合表で「テレビ視聴可能」という部分だけを見るのではなく、ナビ、自車位置、ルート案内などに関する注意事項まで確認することをおすすめします。
通信サービスなど周辺機能への影響も確認する
最近のレクサスで特に慎重に確認したいのは、ナビ画面だけではなく車両通信や各種サービスとの関係です。
レクサスは年式やグレードによって、カメラ、駐車支援、通信サービス、各種車両設定など多くの機能を搭載しています。
そこへ社外電装品を追加する以上、「テレビが映れば問題ない」で終わらせず、周辺機能への影響も確認した方が安心です。
もちろん、テレビキャンセラーを付けたことで安全装備や通信機能が必ず故障するという意味ではありません。
ただし、製品メーカーやレクサス側が特定の機能について注意事項を案内しているなら、その内容は確認しておくべきでしょう。
先進装備が多い車ほど、適合確認は「取り付けられるか」だけで終わらせないことが大切です。
ナビ、自車位置、通信サービスなど、製品メーカーや自動車メーカーが案内している注意事項まで確認してください。
警告表示が出ても原因を決めつけない
テレビキャンセラー装着後に警告表示や電装系の不調が出ると、「テレビキャンセラーが原因だ」と考えたくなります。
ですが、最初から決めつけるのも避けた方がいいでしょう。
車の警告表示は、バッテリー電圧、センサー、通信、別の社外電装品、車両本体の故障など、さまざまな原因で出る可能性があります。
反対に「キャンセラーとは関係ないだろう」と最初から除外するのも早いです。
社外電装品を装着している状態で症状が出たなら、純正状態へ戻したときに症状が変わるかどうかは、原因を切り分ける一つの材料になります。
自分で配線を触る自信がなければ、施工店やレクサス販売店などへ相談してください。
テレビキャンセラー付きレクサスはディーラーへ入庫できる?
次に、「テレビキャンセラー付きだとレクサスディーラーへ入庫できないのか」を考えます。
ここでは、
- ディーラーで取り付けてもらえるのか
- テレビキャンセラー付きで入庫できるのか
- 保証修理を受けられるのか
を分けて考えると分かりやすいです。
レクサスディーラーでテレビキャンセラーを取り付けてもらえる?
テレビキャンセラーをレクサスディーラーで取り付けてもらえるかどうかは、利用する販売会社や店舗へ事前に確認するのが確実です。
レクサス公式がTVキャンセラー/TVキットについて注意事項を案内している以上、すべてのレクサス販売店で当然のように取り付けてもらえる、と考えない方がいいでしょう。
また、同じ「レクサスディーラー」でも販売会社や店舗によって社外用品に対する考え方や対応が異なる可能性があります。
そのため、
「テレビキャンセラーを取り付けたいのですが、こちらの店舗で対応できますか?」
と、自分が利用する店舗へ直接確認するのが一番確実です。
もし対応不可と言われた場合は、その理由も確認したうえで、取り付ける必要性そのものを含めて検討するといいでしょう。
テレビキャンセラー付きでも一律に入庫不可とは言い切れない
テレビキャンセラーが付いているだけで、全国すべてのレクサス販売店が一律に入庫を断る、と断定することもできません。
実際の対応は、
- 販売会社や店舗の方針
- 車両の状態
- 装着している製品
- 取付方法
- 依頼する点検や修理の内容
などによって変わる可能性があります。
例えば通常の点検と、ナビや通信系の不具合診断では状況が違います。
ナビや電装系の不具合で入庫する場合は、原因を切り分けるためにテレビキャンセラーの取り外しや純正状態への復帰を求められる可能性も考えておいた方がいいでしょう。
だから「入庫できますか?」だけではなく、
「テレビキャンセラーが付いた状態で点検できますか?ナビや電装系の修理ではどういう扱いになりますか?」
と確認するのがおすすめです。
一般中古車で購入したレクサスのディーラー利用については、野良レクサスでもディーラーへ入庫できるのかを解説した記事でも紹介しています。
ディーラー入庫と保証修理は別の話
ここはかなり重要です。
ディーラーへ車を持ち込めることと、発生した不具合を保証で修理してもらえることは同じではありません。
テレビキャンセラーとは関係のない部分について点検を受けられる場合でも、ナビや電装系で不具合が起きた場合には、社外品との因果関係を確認される可能性があります。
一方で、「テレビキャンセラーが付いているから、その瞬間に車両すべての保証がなくなる」と一律に考えるのも適切ではありません。
レクサスの保証書でも、レクサス以外の者による部品装着や改造などに起因する不具合について、保証対象外となる旨が記載されています。
詳しい保証条件については、レクサス公式の保証書を確認してください。
保証の種類、対象部品、不具合の原因などによって判断は変わります。
新車保証が残っている車、CPO保証付きの車、販売店独自保証の車でも条件は同じとは限りません。
中古LSを検討していて保証を重視する方は、LS500hのCPOと一般中古車の保証や購入条件を比較した記事も参考にしてください。
「ディーラーへ入庫できた=テレビキャンセラーに関連する不具合も必ず保証される」ではありません。
入庫可否と保証修理の可否は分けて確認するのがポイントです。
点検前にテレビキャンセラー装着を伝えるのが無難
私なら、テレビキャンセラーが付いている車をレクサス販売店へ持ち込む場合は、事前に伝えます。
黙って入庫して後から分かるより、
「中古で買った時からテレビキャンセラーが付いているのですが、この状態で点検できますか?」
と最初に聞いた方が話が早いからです。
特にナビ、ディスプレイ、カメラ、通信、バッテリーなど電装系の相談をする場合は、装着している社外品を伝えておいた方がいいでしょう。
原因を探す側から見ても、車両が完全な純正状態かどうかは大切な情報です。
製品名や品番が分かるなら、それも伝えてください。取扱説明書、保証書、施工明細などが残っていれば、車検証入れなどにまとめておくと便利です。
スイッチをオフにしても完全な純正状態とは限らない
テレビキャンセラーには、スイッチ操作によって機能をオフにできる製品があります。
これは点検時やナビを通常状態で使いたいときには便利です。
ただし、「スイッチをオフにした=テレビキャンセラーを取り外して完全な純正配線に戻した」とは限りません。
キャンセラー本体や配線そのものは車両に残っている場合があるからです。
入庫時にオフへ戻すだけでいいのか、完全な取り外しが必要なのか、そのままで問題ないのかは、製品メーカー、施工店、レクサス販売店へ確認してください。
テレビキャンセラー取付前に確認したいポイント
これからテレビキャンセラーを取り付けようとしているなら、価格だけで選ぶより、取付後に困らない条件を先に確認した方がいいです。
レクサスは電装品や通信機能が多いため、私はこの部分をかなり重要だと考えています。
車種・型式・年式・ナビを確認する
最初に確認したいのは、単に車種名だけではありません。
- 車種
- 型式
- 年式
- ナビやディスプレイの仕様
まで確認してください。
「レクサスLS対応」と書かれていても、LS500とLS500h、前期と改良後などで適合品番が変わる場合があります。
年式の境目で仕様変更が行われている可能性もあるため、必要に応じて型式やナビの仕様まで製品メーカーや施工店へ伝えた方が安心です。
私のLS500hは2017年式なので、その後のLSとはナビや操作方法も同じではありません。
50系LSの違いが気になる方は、50系レクサスLSの前期と後期の違いも参考にしてください。
適合が曖昧な商品を「たぶん付くだろう」で選ぶのはおすすめしません。
施工店に商品保証と取付保証を確認する
次に確認したいのが、商品保証と施工保証です。
製品本体に保証が付いていても、取付作業のミスまで同じ保証で対応されるとは限りません。
反対に、施工店が取付作業まで含めて保証してくれる場合もあります。
私なら事前に、
- 装着後にナビや警告表示で異常が出た場合はどうするのか
- 純正状態へ戻す場合はいくらかかるのか
- ディーラーから取り外しを求められた場合に対応してもらえるのか
- 製品本体と施工それぞれの保証期間はどのくらいか
を確認します。
単に「安く取り付けます」という店より、こうした質問へ具体的に答えてくれる施工店の方が安心です。
保証が残っているならディーラーへ先に相談する
新車保証やCPO保証が残っているレクサスなら、テレビキャンセラーを取り付ける前にレクサス販売店へ相談しておくのがおすすめです。
ここで大切なのは、
「インターネットでは大丈夫と書いてあった」
ではなく、自分が今後入庫する店舗へ直接確認することです。
販売店側の方針や装着予定の商品について先に確認しておけば、取付後の不安を減らせます。
テレビを見られるようにすることを急ぐ必要はありません。
点検や保証との関係まで納得したうえで取り付ける方がいいと思います。
中古レクサスでは社外電装品を確認する
中古レクサスを購入する場合は、テレビキャンセラーが「付いているか」だけではなく、「どのように付いているのか」まで分かると安心です。
現車確認では、
- テレビキャンセラーのメーカー
- 品番
- スイッチの有無
- 取扱説明書の有無
- 施工記録の有無
- 純正状態へ戻せるか
などを販売店へ聞いてみてください。
走行中にテレビが映るか確認するために、危険な方法で試す必要はありません。
あわせて、ドラレコ、レーダー探知機、社外オーディオなど、ほかの社外電装品も確認しておくといいでしょう。
中古LSの現車確認で見ておきたいポイントについては、レクサスLS500h中古車の選び方で詳しく紹介しています。
| 確認する項目 | 見ておきたい内容 |
|---|---|
| 車両情報 | 車種、型式、年式、ナビ・ディスプレイの仕様 |
| 製品情報 | メーカー、品番、適合、注意事項 |
| 取付方法 | 施工店、配線、スイッチ、純正復帰の方法 |
| 商品・施工保証 | 保証期間、不具合発生時の対応 |
| 車両保証 | 社外品装着時の保証修理の扱い |
| ディーラー | 入庫、点検、保証修理、取付対応の可否 |
私のLS500hでのテレビキャンセラーの使い方
ここからは、実際にテレビキャンセラー付きのLS500hを所有している私が、普段どのように使っているかを書いておきます。
便利さだけを大きく見せるより、実際の使用頻度を知ってもらう方が参考になると思います。
テレビはほとんど見ない
私は普段、車内でテレビをほとんど見ません。
通勤や買い物ではテレビを付けるより音楽を流すか、ナビ画面を表示していることの方が多いです。
そのため、「テレビキャンセラーがないと困る」という使い方ではありません。
購入前は、大きなワイドディスプレイがあるなら走行中も同乗者がテレビを見られた方が便利だろうと思っていました。
実際、付いていれば便利なのですが、所有してみると出番は想像していたより少なかったですね。
遠出では同乗者向けに便利
テレビキャンセラーの便利さを感じるとすれば、やはり遠出です。
長時間の移動では、助手席や同乗者がテレビを見られると暇つぶしになります。
特に渋滞が続くような場面では、同乗者にとっては便利でしょう。
ただし、運転している私はテレビ画面を見続けないようにしています。
大きなディスプレイは視界にも入りやすいので、「付いているから見る」のではなく、運転者と同乗者で分けて考えることが大切です。
テレビとナビの2画面表示は便利
私のLS500hで便利だと感じているのが、テレビとナビを同時に表示できることです。

私のLS500hでテレビとナビを2画面表示した様子
画面の片側でナビを表示しながら、もう片側にテレビを表示できます。
ナビ画面を完全に消さずに済むので、遠出では使いやすいと感じます。
テレビキャンセラーの価値は「走行中にテレビが映る」という一点だけではなく、純正ディスプレイをどのように使いたいかによっても変わると思います。
普段誰を乗せるのか、長距離移動が多いのかを考えてみると、必要性を判断しやすいでしょう。
今から付けるなら便利さより安心を優先する
私自身は、購入時からテレビキャンセラーが付いていることに不満はありません。
1年3か月・約11,000km乗っていて、現時点でキャンセラーが原因と思われる不具合も経験していません。
それでも、もし今から新しいレクサスへ乗り換えて自分で取り付けるか判断するなら、購入時より慎重に確認すると思います。
最近の車はナビだけが独立した機械ではなく、通信サービスや車両設定など多くの機能がつながっているからです。
テレビを見られる便利さのために、点検や保証のたびに不安になるのは避けたいところです。
そのため私なら、
「適合が明確な製品を選ぶ」「施工店へ保証内容を確認する」「ディーラーにも事前確認する」
という3点を確認してから判断します。
テレビキャンセラー装着後に不具合が出たときの対処
すでにテレビキャンセラーを装着していて、ナビの動きや警告表示などに違和感がある場合は、原因を一つずつ確認していくことが大切です。
症状と発生条件を記録する
「なんとなくおかしい」だけでは、施工店やディーラーも原因を探しにくくなります。
- いつ発生したのか
- 毎回発生するのか
- キャンセラーのオン・オフで変化するのか
- エンジン再始動で戻るのか
- ナビだけなのか
- 警告表示も出ているのか
といった情報を記録しておくといいでしょう。
スマートフォンで画面を撮影できる場合は、必ず停車した安全な状態で記録してください。
症状が再現する場合は、施工店やディーラーへ説明するときにも伝えやすくなります。
通常状態へ戻したときの変化を確認する
スイッチで通常状態へ戻せる製品なら、取扱説明書に従い、キャンセラーをオフにしたときに症状が変わるか確認する方法があります。
ただし、先ほど説明したとおり、スイッチをオフにすることと、テレビキャンセラーを完全に取り外して純正配線へ戻すことは同じとは限りません。
自分で判断して内装を外したり配線を触ったりするのは、電装作業に慣れていない方にはおすすめしません。
施工店が分かるなら、まず施工店へ相談するのがいいでしょう。
中古で購入して施工店が分からない場合は、購入した販売店や電装品を扱える専門店へ相談してください。
ディーラーへ社外品を隠さない
レクサス販売店へ故障診断をお願いするなら、テレビキャンセラーが付いていることは最初に伝えた方がいいです。
社外品の存在を知らないまま診断すると、原因確認に余計な時間がかかる可能性があります。
特にナビや通信系の症状であれば、車両が純正状態ではないという情報は重要でしょう。
そこで「一度純正状態へ戻してから診断したい」と言われた場合は、施工店などへ相談してください。
安全装備や警告表示に関係する異常が出ている場合は、自己判断でそのまま使い続けないでください。
レクサス公式サイトや取扱説明書を確認し、最終的な判断はレクサス販売店や整備の専門家へ相談してください。
レクサスのテレビキャンセラーに関するよくある質問
最後に、レクサスのテレビキャンセラーについてよく気になる点をまとめます。
車種、年式、製品、販売店などで扱いが変わるため、一律に判断せず、自分の車両について確認することが大切です。
テレビキャンセラーに関するよくある質問(FAQ)
Q1. レクサスにテレビキャンセラーを付けると必ず不具合が出ますか?
A. 必ず不具合が出るとは言えません。私の2017年式LS500hでは、購入後1年3か月・約11,000km使用していますが、現時点でテレビキャンセラーが原因と思われる不具合は経験していません。ただし、レクサス公式ではTVキャンセラー/TVキットについて注意喚起しており、車種、年式、製品、取付方法によって影響が出る可能性があります。
Q2. テレビキャンセラー付きだとレクサスディーラーに入庫できませんか?
A. テレビキャンセラーが付いているだけで、全国すべてのレクサス販売店へ一律に入庫できないとは断定できません。販売会社や店舗、装着している製品、依頼する作業内容などで対応が変わる可能性があります。点検予約前に装着状況を伝えて確認するのが確実です。
Q3. レクサスディーラーでテレビキャンセラーを取り付けてもらえますか?
A. 販売会社や店舗によって対応が異なる可能性があるため、利用するレクサス販売店へ直接確認してください。レクサス公式ではTVキャンセラー/TVキットについて注意事項を案内しているため、ディーラーなら必ず取り付けてもらえると考えない方がいいでしょう。
Q4. テレビキャンセラーを付けると車両保証は全部なくなりますか?
A. 「取り付けた瞬間に車両すべての保証が必ずなくなる」と一律には言えません。一方で、レクサス以外の者による部品装着や改造などに起因する不具合は、保証対象外となる場合があります。保証の種類や不具合との因果関係によって判断が変わるため、取付前に利用する販売店へ確認してください。
Q5. 中古レクサスに最初から付いていた場合はどうすればいいですか?
A. まず製品メーカー、品番、スイッチの有無、取扱説明書や施工記録が残っていないか確認してください。分からない場合は購入店へ確認するのが第一です。今後レクサスディーラーへ入庫する予定があるなら、中古購入時から装着されていたことも伝えておくといいでしょう。
Q6. スイッチをオフにすれば純正状態と同じですか?
A. 製品によって動作が異なるため、一概には言えません。スイッチで通常の表示制御へ戻せる製品でも、キャンセラー本体や配線は車両に残っている場合があります。点検や修理で完全な純正状態へ戻す必要があるかは、製品メーカー、施工店、レクサス販売店へ確認してください。
Q7. テレビキャンセラーを付けたまま車検を受けられますか?
A. テレビキャンセラーが付いているという一点だけで車検の可否を一律に判断することはできません。製品の取付状態や車両の状態などによって確認が必要になるため、車検を依頼するレクサス販売店や指定整備工場へ事前に相談してください。
まとめ
レクサスのテレビキャンセラーは、同乗者にとって便利な装備です。
私の2017年式LS500h version Lにも中古購入時からテレビキャンセラーが付いています。
購入後1年3か月・約11,000km使用していますが、現時点でテレビキャンセラーが原因と思われる不具合は経験していません。
また、テレビとナビを2画面表示できる点は、遠出をしたときなどに便利だと感じています。
ただし、私の車で問題が出ていないからといって、すべてのレクサスやテレビキャンセラーで問題が起こらないとは言えません。
レクサス公式もTVキャンセラー/TVキットについて注意事項を案内しています。
- テレビキャンセラーを付けても必ず不具合が出るわけではない
- 私のLS500hでは1年3か月・約11,000kmで現時点の不具合はない
- レクサス公式はナビや位置情報を利用するサービスへの影響を注意喚起している
- ディーラー入庫と保証修理の可否は分けて考える
- ディーラーでの取付対応は店舗へ事前確認する
- 取付前に車種・年式・ナビと製品の適合を確認する
- 中古車に最初から付いている場合は製品情報や施工記録を確認する
私は普段テレビをほとんど見ないため、正直なところテレビキャンセラーがなくても大きく困ることはありません。
だからこそ、これから取り付けるなら「走行中にテレビが見られるから」という理由だけではなく、自分に本当に必要なのかまで一度考えてみてほしいです。
私なら、テレビが見られる便利さより、点検や保証で困らないことを優先します。
必要なら適合や保証を確認して取り付ける。使用頻度が低いなら純正のまま使う。
このくらいの考え方で十分だと思います。
なお、車両の仕様、保証内容、レクサス販売店での対応は、車種、年式、販売会社、時期などによって変わる可能性があります。
正確な情報はレクサス公式サイトや製品メーカーの適合情報を確認し、入庫、保証、取付に関する最終的な判断は、実際に利用するレクサス販売店や施工店へ相談してください。