こんにちは、レクサスLS リアルオーナーガイドのひろしです。
中古のレクサスLSを探していると、かなり気になるのがハイブリッドバッテリーの交換費用ではないでしょうか。
特にLS600hや初期型のLS500hは年数が経ってきているので、「買った直後にバッテリーが故障して数十万円、場合によってはもっと大きな修理費がかかったらどうしよう」と考えてしまいますよね。
先に結論を言うと、レクサスLSのハイブリッドバッテリー交換費用を一律に○万円と決めることはできません。
2026年8月時点では、LS600hについてリビルトバッテリーを使った32万5,600円(税込)の交換料金を公開している専門店の例があります。
一方、LS500hについては、レクサス公式が全国一律の交換料金を公開しているわけではありません。
故障箇所や交換部品、工賃などによって総額が変わるため、実車を診断したうえで見積もりを取るのが基本です。
| 車種・内容 | 費用の考え方 | ポイント |
|---|---|---|
| LS500h | 実車診断後の見積もりが基本 | レクサス公式の全国一律料金は確認できない |
| LS600h・リビルト | 約32.6万円(税込)の公開例あり | 専門店の一例。車両仕様や追加作業で変動 |
| 純正新品 | 車両・交換部品ごとに見積もり | 部品代・工賃・交換範囲で変動 |
| 関連部品の修理 | 故障箇所によって変動 | 警告=バッテリー本体故障とは限らない |
※上記は2026年8月時点で確認できた公開料金を含む参考情報です。部品価格や工賃、保証条件などは変更される可能性があります。
LS600hとLS500hでは駆動用バッテリーの種類も異なります。
LS600hはニッケル水素電池、LS500hはリチウムイオン電池を採用しています。
さらに、純正新品を使うのかリビルト品を使うのか、駆動用バッテリー本体だけなのか、センサーや冷却系など周辺部品にも問題があるのかによって修理内容は変わります。
そのため中古LSを購入するときは、「バッテリーは何万kmで壊れるのか」だけを見るより、診断履歴、整備記録、保証範囲、購入後に修理費を残せる価格かまで考えた方がいいかなと思っています。
この記事でわかること
- LS500hとLS600hのハイブリッドバッテリー交換費用
- LS500hの交換費用が一律ではない理由
- 新品とリビルトバッテリーの違い
- ハイブリッドバッテリーの寿命と交換時期
- CPOなど中古LSで確認したい保証内容
- 高額修理を考えた中古LSの選び方
LS500・LS500hの違いや中古車の選び方、維持費、故障、売却まで含めて全体から確認したい方は、レクサスLS完全ガイドも参考にしてください。

ボンネットを開けた私のレクサスLS500h。ハイブリッド車は駆動用バッテリー以外にも複数の関連部品で構成されています。
レクサスLSのハイブリッドバッテリー交換費用
「レクサスLSのハイブリッドバッテリーはいくらで交換できるのか」という疑問に、一つの金額だけで答えるのは難しいです。
LS500hとLS600hでは駆動用バッテリーが異なり、修理方法や交換する部品も同じとは限りません。
まずはLS500hとLS600hを分けて考えてみます。
LS500hは実車診断後の見積もりが基本
50系LS500hは2017年に登場した3.5L V6+マルチステージハイブリッドシステムを搭載するモデルです。
私が所有しているのも2017年式LS500h version Lですが、2026年時点では初期型の登場から約9年が経過しています。
これから中古車として購入するなら、ハイブリッド関連の状態や今後の修理費が気になってくる時期ではあります。
ただし、LS500hの駆動用バッテリーについて、レクサス公式が全国一律の「交換料金○万円」という料金表を公開しているわけではありません。
実際の修理費は、故障箇所、交換する部品の範囲、部品価格、作業工賃などによって変わります。
そのため、LS500hのハイブリッドバッテリー交換費用は、実車を診断してもらったうえで見積もりを取るのが基本です。
「LS500hのハイブリッドバッテリー交換は必ず100万円」「必ず○十万円」といった情報だけで中古車の購入可否を決めるのはおすすめしません。
駆動用バッテリー本体なのか、センサー、冷却系、制御系など別の部分なのかによっても修理内容は変わります。
ハイブリッド関連の警告が表示されたからといって、自分でバッテリー本体の故障だと判断するのも避けたいところです。
レクサス公式のLS500h取扱説明書では、「駆動用電池を点検してください」などと表示された場合、すみやかにレクサス販売店で点検を受けるよう案内されています。
つまり、
警告表示 → 診断 → 故障箇所の特定 → 見積もり
という順番で考える必要があります。
LS500hの交換費用は100万円かかる?
LS500hのハイブリッドバッテリーについて調べていると、「交換すると100万円かかる」といった情報を目にすることがあります。
ただ、LS500hなら必ず100万円かかる、と断定することはできません。
駆動用バッテリー本体だけを交換するのか、周辺の制御部品や冷却系まで修理するのかによっても金額は変わりますし、部品価格や工賃も一定ではありません。
反対に、「○十万円あれば必ず直る」と断定するのも危険です。
ネット上の金額は参考にはなりますが、自分が購入を検討している個体で実際にかかる修理費とは別物と考えた方がいいでしょう。
LS500hでは、ネット上の最高額や最低額だけを見るより、異常が出たときに実車を診断して見積もりを取ることが重要です。
中古車を購入する段階では、万一ハイブリッド関連の高額修理が発生した場合に保証を使えるか、購入後の予算に余裕があるかまで確認しておきたいですね。
LS600hはリビルトバッテリーという選択肢もある
40系LS600hは2007年に登場しているため、LS500hよりも年式の古い中古車が中心です。
その分、純正新品だけではなく、専門業者によるリビルトハイブリッドバッテリーも流通しています。
2026年8月にハイブリッドバッテリー専門店「Dr. Hybrid Battery Osaka」のLS600h公開料金を確認したところ、
- リビルトバッテリーユニット:24万3,100円(税込)
- ボルテージセンサー:2万7,500円(税込)
- 交換工賃:5万5,000円(税込)
を合わせて、合計32万5,600円(税込)という料金例が公開されています。
同店ではボルテージセンサーの同時交換を推奨しており、この32万5,600円にはボルテージセンサー代も含まれています。
また、4人乗り仕様では1万1,000円(税込)の追加工賃が設定されています。
ただし、これはあくまで特定の専門店が公開している料金例です。
車両仕様や追加作業によって総額は変わりますし、今後、部品価格や工賃が変更される可能性もあります。
「LS600hなら32万円台で必ず交換できる」という意味ではありません。
正確な金額は、実際の車両を診断したうえでレクサス販売店やハイブリッド車を扱える整備工場へ確認してください。
新品とリビルトバッテリーの違い
交換費用を考えるうえで大きいのが、純正新品とリビルト品の違いです。
リビルトバッテリーは、使用済みのバッテリーユニットなどをベースに点検・整備し、必要に応じて部品交換などを行った再生品です。
ただし、どこまで点検・交換しているのかは業者によって異なります。
一般的には新品より交換費用を抑えやすいのがメリットですが、値段だけで選ぶのはおすすめしません。
確認したいのは、
- どの範囲まで点検・交換されているか
- 保証期間は何か月あるか
- 走行距離による保証制限があるか
- 再故障した場合の交換工賃まで保証されるか
- 施工実績が十分にあるか
といった部分です。
特にLS600hのように年数が経過した高級ハイブリッドでは、駆動用バッテリーを交換したあとに別の経年部品へ修理費がかかる可能性も考えておきたいですね。
レクサスLSのハイブリッドバッテリー寿命は何年?
交換費用と並んで気になるのが、「LS500hのハイブリッドバッテリーは何年持つのか」という疑問です。
ただ、ここも年数や走行距離だけで寿命を決めつけない方がいいでしょう。
10年・10万kmで必ず交換するわけではない
ハイブリッドバッテリーについて、「10年経ったら交換」「10万kmや15万kmで交換」といった情報を見ることがあります。
しかし、年数や走行距離が一定の数字へ到達したからといって、その瞬間にすべてのLS500hで駆動用バッテリーを交換するわけではありません。
レクサスの取扱説明書でも、駆動用電池について警告メッセージが表示された場合に点検を受けるよう案内されています。
バッテリーの状態は使用年数だけでなく、走行条件や使用環境、車両の状態などによっても変わります。
走行距離や年式は大切な判断材料ですが、それだけでバッテリーの寿命を決めることはできません。
中古LS500hの走行距離については、中古LS500hは何万kmまで買えるのかを解説した記事でも詳しく書いています。
10年・20万kmは寿命ではなくCPO保証の条件
LS500hについて調べていると、「10年」「20万km」という数字を見かけることがあります。
ここで特に注意したいのが、保証期間とハイブリッドバッテリーの寿命は同じではないという点です。
レクサス認定中古車CPOのハイブリッド保証では、駆動用メインバッテリーを含むハイブリッド機構に専用保証が設定されています。
2026年8月時点では、保証期間は3年間、または初度登録から10年間のいずれか長い方。ただし累計走行距離20万kmまでです。
これはCPOハイブリッド保証の条件です。
「10年経ったらバッテリーが寿命になる」「20万kmになったら必ず交換する」という意味ではありません。
「10年・20万km=ハイブリッドバッテリーの寿命」ではありません。
中古LSでは、保証期限と実際の車両状態を分けて考えることが大切です。
警告が出たらバッテリー本体と決めつけない
ハイブリッドシステムに異常がある場合、メーターに警告やメッセージが表示されることがあります。
レクサス公式のLS500h取扱説明書では、「駆動用電池を点検してください」という表示だけでなく、「駆動用電池の冷却部品のメンテナンス必要」という表示についても説明されています。
後者については、冷却用吸入口のフィルターが目詰まりしている、吸入口がふさがれている、ダクトにすき間があるなどの原因が考えられるとされています。
つまり、ハイブリッド関連の警告=駆動用バッテリー本体の交換とは限りません。
ネットで症状を調べて「これはバッテリー交換だ」と自己判断するより、診断機でエラー内容を確認してもらう方が確実です。

私のLS500hに表示されるハイブリッドのエネルギーモニター。エンジン、モーター、駆動用バッテリーが状況に応じて連携しています。
ハイブリッドバッテリーと補機バッテリーは別物
「レクサスLS バッテリー交換」と検索すると、数万円程度の情報から数十万円以上の話まで出てきます。
その理由の一つが、12Vの補機バッテリーと高電圧の駆動用ハイブリッドバッテリーが混在していることです。
駆動用ハイブリッドバッテリーの役割
この記事で主に取り上げているのは、高電圧の駆動用ハイブリッドバッテリーです。
LS500hではガソリンエンジンだけでなく、モーターも使って走行します。
減速時には回生ブレーキによって電気を回収して駆動用バッテリーへ充電し、その電力を発進や加速などで利用します。
駆動用バッテリーはハイブリッドシステムの中心となる部品の一つです。
また、同じレクサスLSのハイブリッドでもバッテリーは同じではありません。
LS500hの駆動用主電池はリチウムイオン電池、LS600h/LS600hLはニッケル水素電池です。
LS500hについてはレクサス公式の主要諸元、LS600hについてはトヨタ自動車のLS600h/LS600hL発表資料でも確認できます。
交換作業では高電圧を扱うため、一般的な12Vバッテリーのように気軽にDIY交換する部品ではありません。
補機バッテリーは12V系
一方の補機バッテリーは12V系で、電子機器を動かしたり、ハイブリッドシステムを起動したりするために使われます。
レクサス公式のLS FAQでは、LS500hの補機バッテリーについてLN5規格が案内されています。
補機バッテリーが弱った場合には、「補機バッテリー充電不足」などのメッセージが表示されることもあります。
これは駆動用ハイブリッドバッテリーの故障とは別の話です。
「LSのバッテリー交換が数万円」という情報と「ハイブリッドバッテリー交換が30万円以上」という情報が同時に出てきても矛盾ではありません。
交換しているバッテリーそのものが違う可能性があります。
中古車販売店から「バッテリーは交換済みです」と説明された場合も、補機バッテリーなのか、駆動用ハイブリッドバッテリーなのかまで確認しておくと安心です。
中古LSではハイブリッド保証を確認する
ハイブリッドバッテリーの高額修理が心配なら、中古LSを買う前に保証内容を確認するのがかなり現実的な対策です。
車両価格が数万円安いかどうかだけでなく、万一の修理をどこまで保証でカバーできるかを見てください。
CPOにはハイブリッド専用保証がある
レクサス認定中古車CPOには、通常のCPO保証とは別にCPOハイブリッド保証があります。
レクサス公式のCPO保証案内では、駆動用メインバッテリーをはじめ、インバーター、HVトランスアクスル、冷却装置など複数のハイブリッド関連部品が保証対象として案内されています。
2026年8月時点では、CPOハイブリッド保証の期間は3年間、または初度登録から10年間のいずれか長い方。ただし累計走行距離20万kmまでです。
高額になりやすいハイブリッド関連部品まで対象になるのは、中古LS500hでCPOを選ぶメリットの一つでしょう。
ただし、初期型LS500hを探している人は注意が必要です。
2026年8月時点のレクサスCPO認定基準は、一部希少車を除いて初度登録から7年以内・走行距離10万km以内です。
そのため、2017年式や2018年式など年数が経過した初期型LS500hを2026年に探す場合は、CPOの年式基準から外れます。
初期型LS500hでは、「CPOでハイブリッド保証を付けて買う」という選択肢を取れないケースがあるため、一般中古車店の保証内容や購入後の整備予算がより重要になります。
一方、CPO認定基準に入る比較的新しいLS500hであれば、ハイブリッド保証は購入判断の大きな材料になります。
CPOそのものの特徴や一般中古車との違いについては、LS500hのCPOと一般中古車を比較した記事で詳しく紹介しています。
一般中古車は「保証付き」だけで安心しない
CPOではなく一般中古車店で購入する場合、販売店独自の保証が付いていることがあります。
ここで「1年保証付き」とだけ聞いて安心するのではなく、保証書の中身まで確認した方がいいですよ。
保証によっては、エンジンやトランスミッションは対象でも、ハイブリッドバッテリーやインバーターなどが対象外になっている場合も考えられます。
確認したいのは、
保証対象部品・保証期間・走行距離制限・免責金額・修理上限額・指定工場の有無
です。
「保証あり・なし」だけではなく、何がどこまで保証されるのかを契約前に確認しましょう。
新車保証が残る車は保証継承も確認
比較的新しいLS500hなら、新車保証が残っている可能性もあります。
レクサス公式の新車保証では、新車登録日から5年間・走行距離10万km以内を基本とした保証が案内されています。
中古車を購入するときは、「年式が新しいから保証が使えるだろう」と考えるのではなく、保証の残存期間や保証継承について販売店へ確認した方がいいでしょう。
保証書やメンテナンスノートが残っているかも見ておきたいですね。

私のLS500hに残っている取扱説明書やメンテナンスノート。中古車ではこうした書類も車両履歴や保証を確認する材料になります。
中古LS購入時に確認したいポイント
「ハイブリッドバッテリーが怖いから中古LS500hを避ける」という考え方も一つです。
ただ、私はそこまで単純に考えていません。
大切なのは故障しない車を当てようとすることより、故障の可能性まで含めて納得できる条件で購入することだと思っています。
ハイブリッドの診断履歴を確認する
中古LS500hを購入するなら、過去にハイブリッドシステムの警告や修理がなかったか確認しておきたいところです。
もちろん、過去に故障していないから今後も故障しないとは言えません。
それでも、点検や整備をきちんと受けてきた車の方が私は選びやすいです。
販売店へ、
「ハイブリッドシステムの診断はしていますか?」
「現在エラーコードは残っていませんか?」
「ハイブリッド関連の修理履歴はありますか?」
と確認してみるのもいいでしょう。
現車確認や試乗ができるなら、メーターに警告が表示されていないか、ハイブリッドシステムが正常に始動するか、走行時に不自然な挙動がないかも確認してください。
ただし、試乗だけですべての故障リスクを判断できるわけではありません。
走行距離だけではなく整備履歴を見る
私は中古LSでは、走行距離だけではなく整備履歴をかなり重視しています。
「5万kmだから安心」「10万kmだから危険」というほど単純ではないからです。
定期点検が継続されているか。
どこで整備されていたのか。
過去にどんな部品を交換しているのか。
こうした履歴が残っている車の方が、購入後の整備計画を立てやすくなります。
私が中古LS500hを購入するときに見たポイントについては、レクサスLS500h中古車の選び方でも詳しくまとめています。
車両価格だけで予算を使い切らない
中古LSで避けたいのが、予算をすべて車両購入へ使ってしまうことです。
例えば予算500万円でLSを買うとき、車両購入だけで500万円を使い切ってしまうと、購入後にタイヤ、ブレーキ、補機バッテリーなどの交換が重なっただけでも負担が大きくなります。
LSにはハイブリッド関連だけでなく、エアサスペンション、電子制御装備、大径タイヤなど、交換時にまとまった費用がかかる部品があります。
同じ年式、同じ走行距離なのに他の中古LSより50万円安い車があった場合も、単純に「お買い得」と決めるのではなく、
- 修復歴
- 内外装の状態
- 整備履歴
- 保証内容
- タイヤなど消耗品の状態
まで確認したいところです。
数十万円安く買えても、その差額以上の整備がすぐ必要になれば、結果として支出が大きくなる可能性があります。
私は「買える価格」ではなく、「買ったあとも修理費を残せる価格」で中古LSを選ぶ方がいいと思っています。
実際の維持費については、私のLS500hで実際にかかっている年間維持費も参考にしてください。
LS600hはバッテリー以外の経年劣化も考える
LS600hについては、ハイブリッドバッテリーだけに意識を集中させない方がいいでしょう。
LS600hは2007年に登場したモデルです。
2012年の大規模改良後にあたる後期型でも、2026年現在では相応の年数が経過しています。
そのため、
- エアサスペンション
- 足回り
- ブレーキ
- 電装品
- ゴム・樹脂類
など、年式による整備費も考える必要があります。
車両本体が100万円台で見つかったとしても、「LSを安く買えたから維持費も安い」とは限りません。
逆に言えば、整備履歴が残っていて、必要な部品がすでに交換され、購入後の整備費まで確保できる車なら候補になるでしょう。
LS600hは車両価格だけではなく、購入後にどこまで整備できるかまで含めて考えたい車だと思います。
LS500hオーナーの私は故障を心配しすぎていない
ここまで交換費用や保証について書いてきましたが、私はLS500hに乗りながら「いつハイブリッドバッテリーが壊れるんだろう」と毎日心配しているわけではありません。
今のところ、ハイブリッドシステムについては必要以上に心配していないです。
以前のクラウンは11万kmを超えても問題なし
以前、私は210系クラウンアスリートのハイブリッドに乗っていました。
そのクラウンは約5万kmで購入し、6年ほど乗って走行距離は11万kmを超えましたが、ハイブリッドシステムで大きな問題はありませんでした。

LS500hの前に乗っていた210系クラウンアスリートハイブリッド。11万kmを超えてもハイブリッド関連で大きな問題はありませんでした。
もちろん、クラウンで問題がなかったからLS500hも絶対に故障しないという話ではありません。
車種も駆動用バッテリーも違いますし、個体差もあります。
ただ、自分自身がハイブリッド車を長く乗ってきた経験があるので、私は「10万km近くになったらすぐ壊れる」というイメージは持っていません。
現在のLS500hはまだ5万km未満
現在の私のLS500hは、まだ走行距離5万kmにも届いていません。
2017年式なので年数だけを見れば初期型ですが、走行距離についてはそこまで多くない状態です。
今後どこまで乗るかはまだ決めていませんが、おそらく10万kmへ到達する前あたりで売却や乗り換えを考える可能性が高いかなと思っています。
そうなると、私自身は駆動用バッテリーを交換する前に乗り換える可能性もあります。
だから今は、まだ起きていない故障を必要以上に怖がるより、普段の点検を続け、警告や違和感があれば早めに診てもらうという考えです。
故障時期を予想するより購入条件を整える
中古LSを買う前にハイブリッドバッテリーが気になるのは当然です。
数百万円を出して購入する車ですから、「買ってすぐ高額修理になったら嫌だな」と思いますよね。私もその感覚はよく分かります。
ただ、バッテリーが何年・何万kmで故障するかを正確に予測することはできません。
そこで私なら、故障時期を当てようとするより、次の4つを重視します。
- 整備履歴が確認できる車を選ぶ
- ハイブリッド関連の保証対象を契約前に確認する
- 購入価格だけで予算を使い切らない
- 警告が出たら早めに診断を受ける
この4つを押さえておけば、ハイブリッドだからという理由だけで中古LS500hを候補から外す必要はないかなと思っています。
私は中古LSでは「絶対に故障しない一台を探す」というより、「何かあっても納得できる条件の一台を探す」という考え方が合っていると思います。
100%故障しない中古車を探すのは難しいです。
その分、整備履歴・保証・購入価格・購入後に残す予算でリスクを小さくしていく感じですね。
レクサスLSのハイブリッドバッテリーFAQ
最後に、レクサスLSのハイブリッドバッテリーについて気になりやすいポイントをまとめます。
Q1. LS500hのハイブリッドバッテリー交換費用はいくらですか?
A. LS500hの駆動用ハイブリッドバッテリーについて、全国一律の交換費用を断定することはできません。故障箇所、交換部品、部品価格、工賃などによって総額が変わるため、実車を診断したうえでレクサス販売店やハイブリッド車に対応した整備工場へ見積もりを依頼するのが確実です。
Q2. LS500hのハイブリッドバッテリー交換は100万円かかりますか?
A. 「LS500hなら必ず100万円かかる」と断定することはできません。駆動用バッテリー本体だけなのか、周辺部品も修理・交換するのかなどによって総額は変わります。ネット上の一つの金額だけで判断せず、実車を診断して見積もりを取ることをおすすめします。
Q3. LS600hのハイブリッドバッテリー交換費用はいくらですか?
A. LS600hではリビルトハイブリッドバッテリーを使った交換サービスがあります。2026年8月確認時点では、バッテリーユニット、ボルテージセンサー、工賃を合わせて32万5,600円(税込)という専門店の公開例があります。ただし、車両仕様や追加作業、部品価格によって金額は変わるため、あくまで一例として考えてください。
Q4. LS500hは10年でハイブリッドバッテリー交換が必要ですか?
A. 10年になった時点で必ず交換するという意味ではありません。「10年・20万km」という数字はCPOハイブリッド保証の条件として案内されているもので、実際のバッテリー寿命とは別です。車両状態や警告表示、診断結果などをもとに判断してください。
Q5. 10万kmのLS500hは避けるべきですか?
A. 10万kmという数字だけで避ける必要はないと私は考えています。ただし、走行距離が増えるほどハイブリッド関連だけでなく、足回りや消耗品なども確認した方がいいでしょう。整備履歴、診断状態、保証、車両価格を合わせて判断してください。
Q6. 補機バッテリーと駆動用ハイブリッドバッテリーは同じですか?
A. 別物です。LS500hには12V系の補機バッテリーと、高電圧の駆動用ハイブリッドバッテリーがあります。「バッテリー交換済み」という中古車でも補機バッテリーだけを交換している場合があるため、購入時にはどちらを交換したのか確認してください。
まとめ
レクサスLSのハイブリッドバッテリーは高額修理につながる可能性がある部品なので、中古車を検討していると不安になるところです。
ただし、LS500hとLS600hでは駆動用バッテリーの種類が異なり、新品かリビルト品か、バッテリー本体か周辺部品かによっても修理内容と費用は変わります。
- LS500hの交換費用は実車診断後の見積もりを基本にする
- 「LS500hは必ず100万円」と一律に決めつけない
- LS600hではリビルトバッテリーという選択肢もある
- LS600hでは約32.6万円(税込)のリビルト交換公開例がある
- 10年・20万kmというCPO保証条件と実際の寿命を混同しない
- 警告表示が出てもバッテリー本体の故障とは限らない
- 補機バッテリーと駆動用バッテリーを区別する
- 中古LSでは整備履歴と保証範囲を確認する
- 購入後の修理費を残せる価格の車を選ぶ
私は以前、210系クラウンアスリートハイブリッドを11万km以上まで乗りましたが、ハイブリッド関連で大きな問題はありませんでした。
現在のLS500hもまだ5万km未満なので、今のところハイブリッドの故障について必要以上には心配していません。
もちろん、私のクラウンで問題がなかったからといって、すべてのLS500hで同じとは限りません。
中古LSで大切なのは、故障時期を予想することより、高額修理が発生しても困りにくい購入条件を作ることだと思っています。
診断履歴、整備記録、保証内容を確認し、車両価格だけで予算を使い切らない。
この考え方なら、ハイブリッドバッテリーを必要以上に怖がらず中古LS500hを検討できるかなと思います。
なお、交換費用や部品価格、保証内容、CPOの認定条件などは今後変更される可能性があります。
正確な情報はレクサス公式情報や販売店で確認し、故障や修理についての最終的な判断はレクサス販売店、またはハイブリッド車に対応した専門の整備工場へ相談してください。